190501 土井英司 / 『土井英司の「超」ビジネス書講義』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★土井英司 / 『土井英司の「超」ビジネス書講義』
●会計
「財務会計」・・・株主や債権者、徴税当局のために行う。
「管理会計」・・・経営者が意思決定するため。
□チップ・ハース、ダン・ハース『アイデアのちから』
優れた映画や広告コピー、キャンペーン、スピーチなどに
盛り込まれているメッセージ作りの六要素。
SUCCESの法則
(1)Simple 単純明快
(2)Unexpected 意外性がある
(3)Concrete 具体的
(4)Credible 信頼性がある
(5)Emotional 感情に訴える
(6)Story 物語性
□村山涼一『パワーコンセプトの技術』
・コンセプトを作ろうと思うのなら、
対象カテゴリーには存在しない、新しい観点で切り取ること。
・心的躍動感を意識的につくると消費者のパーセプションを
変えることができる
などヒントが満載。
●広告の父 デイヴィッド・オグルヴィ
アイパッチ作戦
「ワイシャツを着た男 The Man in the Hathaway Shirt」
シャツの広告モデルに、アイパッチ(眼帯?)をつけさせた。
→「ストーリー・アピール」
広告を見る人が、
どうしてアイパッチを付けているのか(片目を失ったのか)?
といぶかる。
ワイシャツメーカーが、ワイシャツ自体のみならず
「ワイシャツを着ている人」に焦点をあてた広告を出したのは初めてだった。
□ジョン・ケープルズ『ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則』
効果的な見出しの4つの特徴
(1)得になる
(2)新情報
(3)好奇心
(4)手っ取り早く簡単な方法
□オグルヴィが最も尊敬する自分物のうちの一人 クロード・C・ホプキンス『広告でいちばん大切なこと』
・人の心を理解すること、
・常に現実を受け止め、学び続けること、
・誠実さや信念も持つこと など。
□谷山雅計『広告コピーってこう書くんだ!読本』
・一晩で100本コピーを書く方法。
自分の知り合いを100人思い浮かべてみてください。
そして、その100人とコピーを書こうとしている対象との
関係をひとつひとつ考えていく。
100人思い浮かべれば、
とりあえずは100種類のコピーが書けるわけです。
・世の中の決まり文句を疑ってみる
いいコピーを書こうと思うなら、
世の中で言われている決まり文句を
そのまま受け入れるのではなく、
本当に自分がそう感じるのか、
本当に世の中の人たちがそう思っているのかを、
ちゃんと検証する目をもつべきでしょう。
それができていないコピーは、
ちょっとキビシイ言い方をすれば、しょせんウソです。
・意味で書いて、生理でチェックする
人間は、言葉を書くときには
”意味や論理で書く”のですが、
読んだり聞いたりして受け取るときには、
意味よりも先に”生理的な部分”で受け止めます。
□ダンカン・ワッツ『スモールワールド・ネットワーク 世界を知るための新科学的思考法』
ネットワークはスケールフリーという
(構造物理学者)アルバート・バラバシの主張に対して、
現実的な部分も加味し、
一つのネットワークがあるのではなく、
ネットワークとネットワークを繋ぐゆるやかな紐帯こそ、
ネットワークを大きくしていくのだという論が展開されます。
●コミュニケーションの基本は人を動かすこと。
相手が動かなかったら意味がないし、
伝わらなければ意味がありません。
「相手が動く、ちゃんと伝わる」
のどちらかにあてはまるもの。
□阿川佐和子『聞く力 心をひらく35のヒント』
質問は一つだけ用意しなさい。
もし一つしか質問を用意していなかったら、
当然、次の質問をその場で考えなければならない。
次の質問を見つけるためのヒントはどこに隠れているだろう。
隠れているとすれば、
一つ目の質問に応えている相手の、答えのなかである。
そうなれば、質問者は本気で相手の話を聞かざるを得ない。
そして、本気で相手の話を聞けば、
必ずその答えのなかから、次の質問が見つかるはずである。
□野口敏『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』
「わかってほしいところに反応する」
話に限らずメールであっても、送ってきた相手が
”わかってほしいところはどこか”を考えて返信しないと、
真のコミュニケーションにはなりません。
□ガイ・カワサキ『人を魅了する』
セルフブランディングの話。
形容詞を省いて、動詞だけであなたの仕事を説明できればさらによい。
結局価値があるのは名詞と動詞と数詞。
形容詞は主観なので、あまり信用されません。
主観(形容詞)で飾り立てるよりも、
三つの事実(名詞・動詞・数詞)で誠実なことを言うほうが、
信用されるコミュニケーションをとることができます。
□ケリー・グリーソン『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 世界中のビジネスマンが学んだ成功の法則』
中断するものをなくせ、
時間をまとめてしまえ、
余計な書類を捨てろ
□篠塚孝哉 ブログ「bizMode」→「Loco Partners 社長Blog」
https://www.shinojapan.biz/
□トム・デマルコ『ゆとりの法則 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解』
人間は時間的プレッシャーをいくらかけられても、速くは考えられない。
考える速さは決まっている。
なにをしようと、どんなにがんばろうと、考える速さは上げられない。
□岩倉信弥『「本田宗一郎に一番叱られた男」の本田語録』
人もクルマも背骨が通ってないやつはダメなんだ。
□美輪明宏『ああ正負の法則』
人間関係で一番大事なのは<腹八分>ではなくて<腹六分>。
<腹八分>だと多すぎるのです。
夫婦、恋人、親子、兄弟、友だち、仕事関係、
すべて<腹六分>でお付き合いしなさい。
”親しき仲にも礼儀あり”これが鉄則です。
一升瓶に一升のお酒を入れてしまうと、
ちょっと動くだけでこぼれてしまう。どうしてもそうなるのです。
初めから八分目から九文目に入れておけばこぼれずにすむ、
無駄にならないのです。
残りの二分はどうすればよいでしょう。
人に初めからあげておけばいい。
人も喜ぶし、お酒も無駄になりません。
●書店での「20ページの立ち読み」が差をつける。
□サリー・ホッグスヘッド『魅きよせるブランドをつくる7つの条件』
中身が良くても、タイトルづけ、装幀といった
”設定”が間違っていると本は売れない。
□榎本博明『自己開示の心理学的研究』
父親は中学生までは母親に次いで
2番めに自己開示を受けやすい相手であるのに対して、
高校生になると友人(同性・異性とも)に逆転されて、
自己開示を最も受けにくい相手となる。
※泣ける。
□デービッド・A・アーカー『カテゴリー・イノベーション_ブランド・レレバンスで戦わずして勝つ』
イノベーションによって新規カテゴリーをつくれ。
そうすればライバルをチープ化できる。
□福沢諭吉『学問のすすめ』
学問をするには分限を知ること肝要なり。
一人前の男は男、一人前の女は女にて、
自由自在なる者なれども、ただ自由自在とのみ唱えて分限を知らざれば
我儘放蕩(わがままほうとう)に陥ること多し。
即ちその分限とは、天の道理に基づき人の情に従い、
他人の妨げをなさずして我一身の自由を達することなり。
●悪文で読みにくい本を読みこなす
悪文を苦にしない読み方をマスターしなければなりません。
ポイントは「固有名詞・数詞・動詞」しか見ないこと。
読みにくい文章を書く人というのは、助詞や助動詞の使い方が下手です。
そこはもう、無視してあきらめるしかありません。
□岡本太郎『自分の中に毒を持て』
危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。
Only the Paranoid Survive(偏執狂だけが生き残る)。
#読書 #人生訓