190615 加藤昌治 / 『考具』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

加藤昌治 / 『考具 ―考えるための道具、持っていますか?』



フォトリーディング


・漫然と頭から読むのではなく

「自分にとって必要な情報を探す」という意識で本に問いかけながら

 何度もアクセスするのがポイント。


・準備

(1)「読書の目的」を明確に持つ。

 ※この本から何を得たいのか?

(2)集中できる状態をつくる。



・予習

(1)本を「調査」し、キーワードを探す。

 ※全体から部分へ、の原則で。

 ※「目的」に応じた自分なりのキーワードを!

(2)読むかどうかを再検討

 ※本当に読むことが必要か?



フォトリーディング

(1)「集中学習モード」に入る。

(2)「フォトフォーカス状態」で全ページを”画像”として取り込む。

 ※前後にアファメーションを行い、肯定的な精神状態をキープ。



アクティベーション(活性化)

(1)復習し脳へ問いかける。

 ※フォトリーディング直後に、ざっと本からキーワードを探し、

 ”著者への質問”を考える。

↓(この後最低20分~24時間、情報を”熟成”させる。)

(2)超・高速で斜め読み&拾い読みをする。

 ※自分の直感を信じて必要とする箇所を捜索する!

 ※必要であれば複数回。

(3)マインドマップを作る。

 ※自分の理解を目に見える形に変換。



・高速リーディング

(1)スピードは自在に調整しながら一気に”読む”。

 ※自分にとって不要なら素早く。

 ※必要であればスピードを落としてゆっくり。



●「アイデアとは既存の要素の

 新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と捉えると、

 アイデアを生み出すためには、


(1)まず既存の要素をいいかにして集め

(2)それをいかに組み合わせるか


 の二段階のステップに大きく分割されます。

 さらに分かりやすく分解してみると、


(1)-1 普段からアイデアのネタ素をいろいろ貯め込んでおく。

(1)-2 目前の課題についての特殊知識や必要な情報をさらに頭に入れる。


(2)-1 貯め込んだ中から、使えそうなネタ素・情報を引っ張り出す。

(2)-2 引っ張り出したネタ素・情報を組み合わせて新しいアイデアを生む。


 こんな整理ができそうです。



●イベント制作の世界では

「仕込みが8割、現場が2割」

 なんて言ったりします。



●マンダラート(Mandal-Art)



●パワーポイント

 タイトル+3行アイデア

 タイトルを1行ドンッと。3行程度で内容を説明。



●オズボーンのチェックリスト


・転用したら?

 >>> 現在のままでの新しい使い道は?


・応用したら?

 >>> 似たものはないか?真似はできないか?


・変更したら?

 >>> 意味、色、動きや臭い、形を変えたらどうなる?


・拡大したら?

 >>> 大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?


・縮小したら?

 >>> 小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、

     短時間にするとどうなる?


・代用したら?

 >>> 代わりになる人や物は?材料、場所などを代えられないか?


・置換したら?

 >>> 入れ替えたら、順番を変えたらどうなる?


・逆転したら?

 >>> 逆さまにしたら?上下左右・役割を反対にしたら?


・結合したら?

 >>> 合体、混ぜる、合わせたらどうなる?



ブレインストーミング 4つのルール

(1)他人の発言を批判しない。

(2)自由奔放な発言を歓迎する。夢物語でもよい。

(3)質より量を求める。

(4)他人のアイデアに便乗する。



アメリカのインダストリアルデザイン会社 IDEO

 ブレインストーミングをよりよくするための、7つの秘訣

(1)焦点を明確にする。

(2)遊び心のあるルール。

(3)アイデアを数える。

(4)力を蓄積し、ジャンプする。

(5)場所は記憶を呼び覚ます。

(6)精神の筋肉をストレッチする。

(7)身体を使う。



●グラフィック広告のアイデア

 カンプ(ダミー素材などを使って具体的な絵に起こす)、


 CFのアイデアは CFコンテ(数コマに分かれた絵コンテ)や

 Vコンテ(ダミーを使った仮の映像)に。


 イベントのアイデアは企画書とパース(予想図)に、


 こちらと相手の双方が共有化できるように

 アイデアの具体化を行う作業が必要になります。



●最終的には、分厚くなるだけのページ数が必要かもしれません。

 でも企画書は1枚でまとめられるようにしておきましょう。



●企画のアウトラインを固める、一番基本になるフォーマット

5W1H

 WHO 誰が

 WHEN いつ

 WHERE どこで

 WHAT 何を

 WHY なぜ

 HOW どうやって



●評価されるべきは「良い企画かどうか」であって、

 企画書はどんなスタイルでもいいはずです、本当は。


「少ない分量で大量の情報を届けられることもある」

 ことを知っておいてください。




樋口健夫『アイデア発想が湧き出る本』



●世の中はGive & Take。

 最初に自分がGiveすると、いつか相手からTakeできる。

 いえ、自分がGiveしないと、相手からTakeできないんです。



●「問いかけ方」を変えてみる

 与えられた課題を変えてみる、ずらしてみることです。



●情報メディア

・本 / 新聞、雑誌 / テレビ、ラジオ / ウェブサイト /

 広告、記事 / 写真集、辞書、年表、地図、カタログ、データベース など



#読書 #ビジネス #アイデア