190616 リチャード・カールソン / 『[絵本]小さいことにくよくよするな!』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★リチャード・カールソン  (著)、大石暁規 (イラスト)、小沢瑞穂 (訳) / 『[絵本]小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと』



●日ごろの心がけがその人をつくる。


 自分の癖や習慣に気づくだけで、人生はかなりちがってくる。


 いつもなにに注意しているか?

 時間の使い方は?


 欲求不満の人は「欲求不満になる」癖がついている。



●自分のすべてをありのまま認める。


 自分のすべてをありのままに認めると、

 もっと自分にやさしさと共感をもてるようになる。


 不安だらけで自信がまるでないとき、

 強がって「なんでもないふり」をしなくても、

 その事実を認めて、自分にこう言いきかせることができる。


「ビクついてもかまわないんだよ」と。



●人生はプロセス -失敗しても、そこから始めればいい。


 骨休めをしよう。

 100%できる人なんて、いやしない。



●私はOKじゃない、あなたもOKじゃない、それでOK。



●人のせいにするのをやめる。


 なにかが、うまくいかなかったとき・・・。

 私たちはつい、「あいつのせいだ!」と思いがち。


 人のせいにすると、自分の幸せ・不幸せが

 自分でコントロールできなくなる。


 すぐに人の行動に左右され、生きることに無気力になる。


 人のせいにするのをやめれば、

 自分のパワーを取りもどすことができる。


 自分を幸せにできるのは自分だけ。



●親切は小さなことに絞る。


「私たちはこの世で大きいことはできません。

 小さなことを大きな愛をもってするだけです。」


 マザー・テレサの、この言葉は正しい!


 私たちは世界を変えることはできないが、

 ちょっぴり暮らしやすくすることはできる。


 私たちがいま、しなければならないのは、

 小さな親切を「たったいま」実践することだ。



●植物をかわいがる。


「植物をかわいがって、なんの効果があるんだ?」


 答えはごくシンプル。無償の愛を学べる。


 どんな相手でも、その人を無条件に愛するのは難しい。


「愛してあげるけど、あなたも変わらないとダメ」


 いつのまにか、愛情に条件をつけていないだろうか?


 植物を毎日ながめよう。


 花が咲いても咲かなくても、愛を注ごう。


 やがて愛情と思いやりが、植物以外にも向けられるようになる。



●この一幕もまた過ぎていく。


 いまこの瞬間のあとに、次の「いま」の瞬間がやってくる。


 苦痛や不快を味わっているときは、

 やがて過ぎ去っていくものだと悟っておく。


 このことを心にとめておけば、たいていのことはうまくいく。



●あなたが経験したすべてのことは、終わっている。



●幸福になるためのすばらしい手段は、


「もっているもの」と「ほしいもの」を分別すること。


 もっと多くのモノと幸せを追い求めて、一生を送ることもできる。


 もうほしがらないと、心に決めて暮らすこともできる。


 幸福は、モノによって与えられるわけではない。


 すでに与えられているものに、感謝することを学ぼう。



●それでも、「くよくよ」しちゃうなら?


・人類学者になってみる。


 ほかの人の生き方や行動を、批判せず、興味をもって見つめよう。


「あんなことするなんて信じられない!」ではなく、

「あの人は、こう考えてるのか。おもしろい」と心の中で言ってみよう。



・話す前に息を吸う。


 一秒もかからない!


 相手の話がおわったとたんしゃべりだすのをやめれば、

 二人のあいだに、もっとなごやかな空気が流れる。



・ちがう視点の記事や本を読もう。


 いつも読んでいるものは、

 すべて自分の意見やものの見方を正当化するものばかりでは?


 ふだん読まない本を読もう。


 新しい考え方に心を開いてみよう。



#読書 #人生訓