190617 午堂登紀雄 / 『捨てるべき40の「悪い」習慣』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★午堂登紀雄 / 『捨てるべき40の「悪い」習慣』



●他人との比較意識を捨てる


・捨てられた人

 自分が幸せになるための行動に集中できる。


 他人を見ては自分の感情が不安定になる、

「ムカつく」「自分は情けない」と感じるとしたら、

 それは他人との比較を捨てたほうがよい人です。


 無駄なエネルギーを大量消費することになってしまいます。



●どうすれば「他人が気になる自分を捨てる」ことができるか。


 1つの方法は、自分の価値観とそれに基づく判断を尊重することです。

 他人の基準で自分の価値を計測しないで、自分基準で計測するということです。


 自分の行動・判断をロジックで支えることで、

 うらやましいとか卑屈になる感情を薄めるのです。



●(前略)

 そのためには、自分自身の幸せの基準というか「軸」が必要です。


 いったい自分は何に幸福感を覚えるのか。どういう状態を目指しているのか。

 その軸が強ければ強いほど、

 他人の状態を「自分とは違う価値観の人」としてスルーできるのです。



●「自由」を軸に置くと、他人の言動は気にならなくなる。


 私が目指している成功の条件とは「自由」ですが、これは

 経済的自由、時間的自由、精神的自由、人間関係の自由、場所の自由

 を意味します。


 そう考えたとき、たとえば他人より容姿や身長の高さで劣っていても、

 自由になることとは何ら関係ないことがわかります。


 しかし年収や貯金は自由の獲得に関係あるから、気になります。


 自分の目指す方向と重なる人、

 つまり自分より自由な人を見ればうらやましくなります。


 ただし、それはマイナスの感情ではなく、

「この人はいったいどうやったのだろう」と調べようとするので、

 逆にプラスの影響になります。



●見栄のプライドを捨てるための3つの作戦


 自分に自信があれば、他人の心ない発言すら容易にスルーできます。

 しかし、そこまで自分に自信が持てない場合、

 プライドを捨てるのはなかなか難しいものがあります。


(1)「名より実を取れ」作戦

読んで字のごとし、「この局面で自分が本当にトクをするには、

どういう行動が望ましいのか?」と考えることです。


自分を利する行動を妨げる感情を押し殺し、

理性で自分の利益を優先しようとするのです。


(2)「能ある鷹は爪を隠す」作戦

あえて自分を下に置くことで、相手を油断させようという発想です。


「おまえなんかにオレの実力は見せない」といったんガマンし、

あとで逆転すればいいと考えるのです。

自分の負けん気を刺激することができます。


(3)「凡人に理解されるようになったら終わり」作戦

いわゆる「上から目線」の考え方。


「おまえのような凡人の存在は、自分の成功とはまったく関係ない。

 だから気にしない」


「オレの価値はおまえにはわからない。

 おまえに理解されるようになったら終わりだ」


 と意識の中でだけ、考えるのです。



●(炎上について)

「バカと議論すれば、両方ともバカに見える」ことがわかっているので、

 反論するほうが恥ずかしいと考えています。



●人脈ができないのは、人脈を作ろうとしていないからではなく、

 他人が「お知り合いになりたい」と感じるような実績を、

 まだあなたが出していないということ。


 あなたと知り合っても、具体的なメリットが感じられないからです。



●「ギブ&テイク」を捨てる


・捨てられた人

 人間関係のストレスを軽減できる。


 すべてを「自分のため」にやるとうまくいく


 他人に何かをするときは、見返りを期待せずに、自分のためにやればいい。

「してあげる」という意識を捨てて、

 自分がうれしいから、楽しいから、トクをするから、

 という理由で行動すればいい。


 部下を育てるのは、部下のためではなく自分がラクになるため。

 ボランティアをするのは、弱者のためではなく自分の奉仕精神を満足させるため。

 子どもに尽くすのは、将来世話してもらうためではなく、

 単に自分が楽しいから。


 少しでも「自分のため」と思えなければ、やらない。

 奉仕しない、尽くさない、お金も貸さない。


 見返りがほしいという気持ちを捨てると、

 自分のやることがすべて充実したものになります。


 相手の反応が気にならなくなり、平穏な感情を維持できます。



水野敬也『夢をかなえるゾウ』



●自分で仕事をつくらなければ、

 他人がつくった仕事をやらされてしまいます。


 自分のアクションプランを描かなければ、

 他人の夢の達成のために自分の時間が使われてしまいます。



●マーケットイン

 消費者のニーズを最優先して、商品・サービスを企画・開発する手法。


 プロダクトアウト

 商品開発・生産・販売活動を行なう上で、

 企業側の都合(論理や思想、感性・思い入れ、技術など)を

 優先する手法のこと。



●ハートイン・プロダクトアウト


 私は、商品開発の1つのありかたとして、

「ハートイン・プロダクトアウト」というものを提唱しています。


 これは、「開発者が猛烈に欲しいというものを商品化する」というものです。



#読書 #人生訓