190712 佐々木俊尚 / 『仕事するのにオフィスはいらない』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★佐々木俊尚 / 『仕事するのにオフィスはいらない』
●ブルックス
アテンションのコントロールを身に付けると身に付くと言われる能力
(1)アテンションコントロールは、自立へとつながる。
(2)アテンションコントロールは、レジリエンスを生み出す。
レジリエンス・・・
心理学用語。
困難な状況に直面しても、うまく適応して乗り越えていく能力のこと。
(3)アテンションコントロールは、クリエイティビティを作り出す。
●ACDCプロセス
仕事のプロセスの中でも、
プランの前の情報収集部分をもう少し細かく分類し、
以下の5つに分けています。
(1)Acquisition(取得する)
(2)Classify(整理する)
(3)Dig(掘り下げる)
(4)Collaborate(連携する)
情報・仕事仲間との連絡・メモ・やるべきこと・願望・アイデアなど
を連携させ、実際の業務に取りかかるプロセス。
□大地を守る会
https://takuhai.daichi-m.co.jp/
●白雲自去来(はくうん、おのずからきょらいす)
白い雲は次から次へと青い空に現れては消えていく、という意味です。
白い雲と同じように、妄想や煩悩などの気持ちは
次から次へと頭の中に湧き起こってきて、決して消え去ることはありません。
でも、それに囚われなければ、
いずれは青い空の彼方に次々と消えて行ってしまい、
自分の気持ちがけがされることはありません。
●アテンションをコントロールする、さまざまなスキル
(1)ペンシャープナーを作っておこう。
□野村進『調べる技術、書く技術』
ペンシャープナーというのは、直訳すれば
「鉛筆の先をとがらせておくもの」。
つまり文章のカンを鈍らせないために読む本や、
原稿を書く前に読むお気に入りの文章のことです。
禅の精神で大事なのは、妄想や煩悩を消し去ろうと努力することではなく、
それらの妄想や煩悩に執着しない、ということなのです。
(2)仕事を終える時は、中途半端なところで終わらせておこう。
例:パワーポイントを作っている時、
一枚のスライドの途中で終わらせておけば、
翌日はその先をどう進めればいいのかわかっている段階から
仕事をスタートさせることができ、最初から没入しやすくなります。
(3)作業の途中で調べる必要ができても、後回しにしよう。
調べ物は仕事が一段落してからまとめて行うようにしましょう。
●大量の情報コントロールのキーポイント
(1)情報をストックとフローに分類しよう。
情報には、フロー(流れ)の性質を持ったものと、
ストック(蓄積)の性質を持ったものがあります。
(2)情報への向き合い方は、プッシュとプルを使い分けよう。
プッシュとプルは、情報に向き合う「姿勢」のことです。
プルは「引っ張る」という意味で、
自分から情報を前のめりの姿勢で読み取りに行くことです。
プッシュは「押し出す」という意味で、
自分の側に押し出されてくる情報を、
のんびりのけぞり姿勢で読むことです。
(3)コンタクトポイントを絞り込もう
コンタクトポイントというのは、広告業界でよく使われている言葉で、
「商品の情報と接する場所」のことを意味しています。
ただし今回の場合は、
「情報と接触する場所を、できる限り絞る」という考え方をとるのです。
(1)仕事に必要な、ウェブで読む情報とのコンタクトポイント。
自分がいま何のためにこの記事を読んでいるのか、
いったい何に役立ちそうなのか。
そういうことをきちんと考えながら、すべての情報は単に読むだけでなく、
その後に「掘り下げ」「連携」というプロセスが待っていることを
つねに頭の中に入れていてください。
(2)同僚や取引先、顧客などとのコンタクトポイント。
よほどの急を要することでもない限り、電話はいっさい使わず、
すべてをメールベースで行うことです。
□グーグルサイト(Google Sites)
ウェブサイトを専門知識がなくても簡単に構築できるサービス。
https://sites.google.com/new?source=mog&hl=ja&gl=us
#読書 #ビジネス