190919 本田直之 / 『レバレッジ人脈術』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

本田直之 / 『レバレッジ人脈術』



大前研一


「人脈というと、

『自分の役に立ってくれる人』

 という認識をしているビジネスマンが大多数だと思いますが、

 そんな考えでは長続きしません。


 いつも頼みごとだけするのでは、

 じきに相手にされなくなります。

(略)

『いかにして相手の役に立つか』を思い致さなければ、

 豊穣な人脈は築けない。


『頼むより頼まれる人物になる』。


 人脈づくりは、ここから始めよう」



年功序列・就寝制度が崩れて、

 会社の寿命が労働寿命より短くなってきた。


 そのことで、いままで「会社依存時代」だったものが、

「個人サバイバル時代」へと変わってきました。



●「ギブ・アンド・ギブ」ではなく「コントリビューション(貢献)」が基本


 人に会うときは、まず「この人に対して自分はどんな貢献ができるか」を考える。



●アップル・コンピュータ 元エバンジェリスト ガイ・カワサキ

「重要なのは、あなたが必要とする前に関係を築くことです。」



●相手の持つ 三つの価値

(1)相手の時間価値

(2)相手の情報価値

(3)相手の人脈価値



●メンターを持つこと自体は、けっして悪いことではありません。

 しかし、相手に”就任”を依頼するものではないでしょう。


 いわば「心の師」として、

 その人の本をすべて読んだり、講演会に何度も通ったり、

 何か決断を迫られたときに

「あの人ならどうするか」と考えたりするものだと思います。


 ある程度の時間を経て、成果が見えてきた時点で、

「じつはあなたが私にとってのメンターでした。

 おかげさまで、ここまでがんばることができました」

 と言えるようになることが、

 あなたとメンターとの理想的な関係ではないでしょうか。



●コントリビューション(貢献) 四つのレベル

(1)情報

 広く一般に出ている有益な情報を提供する。

(2)プレゼント

 例:相手に合いそうな本を見つけたのでプレゼントする、というレベル。

(3)ノウハウ・アドバイス

 情報にプラスして、自分の経験に基づいたノウハウやアドバイス

 相手にカスタマイズして提供する。


 多くのインプットや経験が必要で、

 相手のことをある程度知らないとできません。


(4)コネクト

 相手の役に立つメディア、クライアントなどを紹介するというレベル。



●「会いたいと思われる人」になるための三つの条件

(1)インプット

 インプットが少ない人はアウトプットも少ないので、

 他の人にとっては会ってもあまり楽しくないと思います。


(2)魅力的なプロフィール

 相手に「この人は何かおもしろそうだな」「会ってみたいな」と

 思ってもらえるようなプロフィールが必要です。


 そのためには、「私はこういうことをしています」

「私はこういうことに興味があります」と言えるものを持つことです。


(3)情報発信

 ブログやメルマガを書いたり、本を出したり、

 新聞にコラムを書いたりしていること。



●パーソナル・ブランディングの第一歩は、

 自分のプロフィールを書いてみること。



●参考

・メルマガ

□鮒谷周史『平成・進化論。』

□藤井孝一『ビジネス選書&サマリー』

□土井英司『ビジネス・ブック・マラソン

□松山真之助『Webook of the Day』


・ブログ

□smooth『マインドマップ的読書感想文』

□聖幸『俺と100冊の成功本』

□大橋悦夫『シゴタノ!』

□『Lifehacking.jp』



#読書 #ビジネス