191121 西多昌規 /  『「器が小さい人」にならないための50の行動』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★西多昌規 /  『「器が小さい人」にならないための50の行動 脳科学が教えるベストな感情コントロール法』



●ある部分のシナプスのダメージは回復が難しくても、

 脳のほかの部分の機能を高めて失われた機能を代償する、

 脳にはこういう驚くべき回復力もあるのです。



うつ病や総合失調症などの精神疾患では、

 血液中のBDNFが低下することがわかっています。


 BDNF = Brain-derived Neurotrophic Factor

 脳由来神経栄養因子。タンパク質。

 人間の脳について、植物の肥料にあたるもの。



セロトニン系の中に、

 うつ病を引き起こす「うつ病促進遺伝子」が存在することが

 実はわかっています。


うつ病促進遺伝子」に変異体があり、この遺伝子変異体によって

 脳の中でどれくらいセロトニンが機能できるかが決定されます。


 セロトニンの働きが悪くなれば、

 うつ病発症の危険性がグッと高まります。


(ただし)「うつ病促進遺伝子」があれば、

 必ずうつ病になる運命にあるというわけではない。



●「遺伝子」で人間の正確や成長過程、

 どういう病気が何歳で起こりうるかなどを予測することは不可能。


 逆にいえば、努力によって遺伝子の運命性をはねのけ、

 人生の可能性を自力で切り開くこともできるという論拠になります。



コルサコフ症候群

 ビタミンB1の著しい欠乏により、

 脳の記憶の回路である乳頭体という部分が

 回復不可能な障害をこうむることで発症します。


 ほとんどがアルコールの大量摂取によるものです。


 患者さんは、新しいことがまったく記憶できません。

 記憶が数時間しか維持できません。


 薬剤はおろか、記憶力リハビリテーション心理療法も、

 残念ながらほとんど効果がないのが、この病気です。

 話したり教えたりしたことを、片っ端から忘れてしまうからです。

 メモしましょうと助言しても、その助言も忘れてしまいます。


 人間は記憶・学習という機能がないと、

 まったく変化できない生物になってしまうのです。



#読書 #健康 #養生訓