191122 西多昌規 /  『「器が小さい人」にならないための50の行動』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★西多昌規 /  『「器が小さい人」にならないための50の行動 脳科学が教えるベストな感情コントロール法』



北京オリンピック 競泳日本代表チームを指導 脳外科医 林成行先生『脳に悪い7つの習慣


「空間認知能」の良し悪しによって、

段取りがいい人か悪い人かに分かれてしまうと警告を発しています。

そして「空間認知能」を鍛える方法として、

姿勢を改善すること、概念は字ではなく図で理解することなどを

説いています。



セロトニンは、

 トリプトファンという必須アミノ酸から合成されます。

 セロトニンについて書かれている本には、

 定番のおすすめ食材として大豆、バナナが挙げられます。



●「空気を読めない」「相手の立場でものを考えられない」

 「ひとつのことにこだわり続ける」という特徴を持っていて、

 変人扱いされ浮いている人、あなたの周囲にいないでしょうか?


 こういった傾向のある人は、

発達障害」と診断される可能性があります。

 正確には、広汎性(こうはんせい)発達障害という診断名です。


 広汎性発達障害の中でも、

 知的な低下がほとんどないかむしろ知的にも高機能で、

 しかし、社会性の獲得やコミュニケーション能力といった、

 人間の基本的な社会機能の発達が遅れているという場合です。


 高機能広汎性発達障害、別名「アスペルガー症候群」ともいわれます。


 診断・治療に向けた研究はまだまだこれからです。



●感情の持ち方が青年期から持続していて、

「自他ともに苦痛」にさいなまれ、

 社会的、職業的に大きな支障をきたしている場合、

 現代の精神医学では「自己愛性パーソナリティ障害」と診断します。


 NPD(Narcissistic Personality Disorder)。


 病的で利己的なナルシストと表現したほうがよいでしょうか。



●心を守る「防衛」「適応」メカニズム

 10数種類のものがありますが、知っておくと便利なものは、

 抑圧、補償、置換、昇華、投射、反動形成、合理化

 の7つだと私は思います。

(1)抑圧

 文字通り、自分の欲求を抑えつけて、

 こころの奥底に閉じ込めてしまおうとするメカニズムです。


 もっとも単純な働きですが、不安の原因になりやすく、

 防衛適応の効率はよくありません。


(2)補償

 劣等感克服のために、

 反対方向の価値を実現しようと努力するメカニズムです。


(3)置換

 自分や他人に承認されにくい感情を、

 他人に対象を移してしまうことを指します。

 八つ当たりが該当する。


(4)投射

 自分の弱点や欠点を他人に見出します。

 その相手が自分に敵意を持っているかのようにとらえ、

 相手を憎悪し攻撃します。

(5)反動形成

 自分の欲していることとまったく正反対の欲求を拡張させ、

 こころのバランスを保とうとします。


 自分の思い通りにならないときに、

 虚勢を張った経験はありませんか?


「開き直り」「負け犬の遠吠え」に近いメカニズム。


(6)合理化

 欲求がうまくみたされなかったときに、自分に言い訳。


「自己満足」「自己正当化」。


(7)昇華

 個人的な欲求を、社会的に認められている方向に変えていく。

 プラスのイメージ。


 異性にモテたい欲求を実現するために、勉強やスポーツに励む。



#読書 #健康 #養生訓