200119 サチン・チョードリー / 『これからの時代のお金に強い人、弱い人』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★サチン・チョードリー / 『これからの時代のお金に強い人、弱い人』
●時間の捻出
・やるべきことをスマホのスケジュールにすべてメモ。
・すぐにアプリが見られるように、フォルダにまとめて管理。
アプリを探す時間が必要なくなります。
●お金に強い人は、自分は怠け者だと思っている。
お金に弱い人は、自分は怠け者だと気づいていない。
●ネガティブなニュースには近づかない。
●ジム・ロジャーズ
「歴史を振り返ってみると、
オリンピックからたくさんのことを得て、
遺産のようなものを残せた国は、それほど多くありません。
国や会社が、
継続的にオリンピックから何かが得られるとは考えられない。
オリンピックが好きなのは、政治家です。
自分たちの友人に見せびらかしたいし、
テレビに多く映ることができる。
しかし、オリンピックは
経済にたいした効果をもたらさないと歴史は示しています。
インフラや施設を建設する人々はとても幸せですし、
ホテル経営者も2か月程度はゴキゲンでいられます。
しかし、オリンピックに関係する特定の地域を除いて、
経済の刺激にはそれほど役立ちません。
●ジム・ロジャーズ
私は、娘たちに
「早く仕事を得なければならない」とも話しました。
「14歳になったら、仕事を得なさい」と。
私は、彼女はマクドナルドかどこかで、
時給8ドルの仕事を見つけてくるだろうと思っていました。
ところが、違いました。
彼女は私よりも賢かった。
子どもたちに中国語を教える仕事を得て、
時給20ドルを稼いでいるのです。
時給20ドルです。驚きました。
●学ぶときに大切なこと
私が強く感じるのは、お金持ちの素直さです。
彼らは、起きていることを認めて、素直に学ぶのです。
そして、決して人のせいにしたりしない。
何かのせいにしたりしない。
素直に受け入れて、また学ぼうとする。
そして、もしうまくいったら、
あれはたまたま運が良かったからだと
謙虚な姿勢で受け止めて、また学び続けるのです。
●No pain, No gain
●お金に強い人は、子どもに贅沢させない。
お金に弱い人は、子どもに贅沢させたいと考える。
●お金に強い人は、子どもにお金の教育をする。
お金に弱い人は、子どもにお金の教育をしない。
●世界中で言われていることですが、
習慣のうち4割は、親から学んでいるものなのだそうです。
●ジム・ロジャーズ
2人の娘に最初にプレゼントしたのは、貯金箱。
自分でお金を貯めていくこと、お金には金利がつくこと、
お金は使ってしまったらなくなってしまうことなどを、
しっかり子どもたちに伝えたかったからです。
人形などいくらでも買えたでしょうに、
わざわざ自分の貯金から買わせました。
そうすることで、
お金というものを子どもに学ばせたかったのです。
そして実際に、娘さんは大きな学びを得ました。
●「親の面倒をみなさい」と言っておく。
日本で不思議に思うのは、
親が子どもに対して遠慮していることです。
インドでは違います。親は子どもに、
「私の面倒は子どもが見る。あなたが見なさい。」
とはっきり言います。
そして子どもは、当たり前のように親の面倒を見ます。
口に出さなければ、子どもには伝わりません。
そして子どもも、そんな親の本当の気持ちをわかっていません。
自分が生きていくのに一生懸命ということも
あるのかもしれませんが、応援もしません。
このままだとどうなるのかというと、
同じことが繰り返されていくでしょう。
子どもが年老いたとき、自分が困ることになるのです。
子どもは親からギブを受けて学校に行ったりできたのです。
その恩返しをしっかりしないといけません。
そして、それはやがて自分に戻ってくるのです。
●お金に強くなれた人の中には、
投資によって手に入れることができたお金の再投資を
うまく活用することで、
リスクにさらされる不安を小さくしていったという人もいます。
元のお金はそのままにしておいて、
再投資だけで思い切った運用をしていくのです。
●お金に強い人は、下がっているときが買い時と考える。
お金に弱い人は、上がっているときが買い時と考える。
●お金に強い人は、財布を大事に扱う。
お金に弱い人は、お金を大事に扱わない。
インドでも、「足を置く場所には財布を置くな」
とよく言われます。
同じように本も置きません。
財布や本が入った鞄も近づけません。
自分のお金や知恵を得ているものを、とても大切にします。
本を道路に落としたりしたら、本に謝ったりもします。
あるお金持ちは、こんなふうに言っていました。
「お金は恋人のように扱わないといけないのだ。
そうでなければ、お金を大事にして、
恋人のように扱ってくれる人のところに逃げてしまうのだ」と。
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