200325 渡瀬謙 / 『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★渡瀬謙 / 『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門 仕事の不安がスッキリ解消! 厳選メソッド49』
●会話のきっかけは、「過去の質問」から。
相手の過去を聞くというのは、相手への興味の表れでもあるということを
知っておいてください。
自分に対して興味を持ってくれる人に悪い感情はおきないものです。
過去から聞くと相手がしゃべりやすいうえに好感度が上がる。
●急ぎのときは迷わず電話を使うこと
・緊急時の連絡
・クレームへの対応
・至急の意志確認
●忙しい人に声をかけたいとき
まず大事なのは、「用事がある」ことを知らせることです。
・メモを見せる
電話中の人に使います。
・予約を入れる
内容と時間などを具体的に伝える。
時間には、「○時から○時の間で」など、幅を持たせる
・急ぎの場合は割り込みOK
お客さまからのクレームなど。
「お電話中すみません。~」
●終業時間で先輩より先に帰りづらいとき
先に変えるときのセリフのパターンを持っておく。
・「何か手伝えることはありませんか?」
・「今日は何時ごろまでやるんですか?」
早く終わりそうなら待っていますという気持ちのセリフです。
暗に「もう帰ってもいいですか?」という意味も含まれています。
・「今日はお先に失礼したいのですが、よろしいでしょうか?」
●「お疲れさま」のあとが続かない。
話しづらい社員との会話は「仕事の話」だけでいい。
仕事の話しかしないと決めておけば、
話のきっかけは見つけやすくなります。
「最近、忙しそうですね。」
「今どんな案件をやっているんですか?」
「ほんとにお疲れのようですね」
●立食パーティーで話し相手が見つからないとき。
知らない人には話しかけなくていい。
最初にやることは、「知人を探す」です。
頃合いを見て、主催者にあいさつに行きます。
お礼とパーティーの感想などを伝えます。
そのうえでこんな質問をします。
「ちなみに今日は、私の知っている人は来ていますか?」
会場をぐるりと見渡します。
すると自分と似たような、ひとりで寂しそうにしている人がいるものです。
「今日はおひとりですか?」
「私もひとりなんですが、どうもこういう場は苦手で。」
パーティーが苦手という共通の話題もあるので、
初対面でも違和感なく話せることが多いです。
●「成長」とは苦手を克服するのではなく得意を伸ばすこと。
苦手なことを克服するためにがんばることは悪くはないですが、
いつまでもそれを続けていいのかというと、そんなこともありません。
会社は学校ではないのです。
与えられた仕事をこなして給与をもらうところです。
とくに時間の使い方にはバランスを取ることが必要になってきます。
得意なことでゴールに向かうルートを見つけよう。
ゴールに向かってがんばるのはいいでしょう。
でもいくらがんばってもなかなか成果につながらないときは、
そこはあきらめて別の道から行ってもいいのです。
それは、「逃げ」ではありません。「工夫」なのです。
自分が得意な道を進んだほうが、はるかに成長が早いです。
しかも好きなことなら楽しくできます。
仕事は楽しんで成果を出せるならそれが一番いいのです。
自分なりに工夫をして成果を出すのが一番の成長。
●比べるのは、まわりの人ではなく、昨日の自分。
人の成長のスピードはそれぞれ違います。
自分の成長を少しでも実感できるように工夫をしましょう。
私がいつも進めているのは、プロセスを自己評価するというもの。
今日新しくできたことをメモする。
人に言えない小さなことでもいいのです。
あとで振り返ってみると、自分の成長が実感できますよ。
成長というのは、他人と比較するものではありません。
あくまでも自分のなかでのことなのです。
●コミュニケーション能力とは、シンプルに、信頼される力である。
口べたなりに相手から信頼されることが重要。
いかに自分を良く見せるかと言うよりも、
目の前の人に認めてもらうことだけに集中していました。
認められれば仕事もうまくいくからです。
根が暗い人が明るく振る舞うことで、信頼が得られるでしょうか?
口べたな人ががんばってしゃべることが、信頼につながるでしょうか?
そうではありませんよね。
自分をごまかしている人と仲良くなろうとは誰も思いません。
素の自分のままでどうしたら相手に信頼してもらえるのか。
そこを意識していれば、
あなたのコミュニケーション能力は自然に上がります。
自分の表現ではなく、相手の気持ちにフォーカスすること。
#読書 #自己啓発