200408 下斗米淳 / 『人づきあいをラクにする行動のヒント68』 読書グラフィ今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★下斗米淳 / 『これなら、できそう! 人づきあいをラクにする行動のヒント68』



●学習性無力感

 何度やっても結果が出ない経験を反復学習のように繰り返していると、

「自分は無力だ」という思いから逃れられなくなります。

 すると、たとえ「次に行動すれば、結果が得られる」とわかっても、

 自発的に行動しなくなります。



●筋肉をほぐす

 筋肉をほぐすと自律神経を安定させることができ、

 それが心にも働きかけ、ネガティブな気持ちを切りかえやすくなります。


 脳の負荷も取りのぞかれ、何もかも悪い方向に見たがる思考も改善されます。



●筋肉のほぐし方をマスターすると、リラックスしやすくなるだけでなく、

 ストレス状況に自分が緊張していることに気づくようになり、

 早めに対処できるようになります。


 つまり、「私は自分の心をコントロールできる」という自信が得られるのです。



●他人のぼやきを読む

 学習性無力感に陥ったとき「失敗は自分のせいじゃない」といいわけするのは、

 実はとっても建設的。


 なぜなら、私たちは苦難に打ちのめされたときに立ち直るプロセス

(創造的な自己説得)の扉を心に持っているのですが、

 扉を開く鍵となるのが、今述べたような、状況をもっと柔軟に、

 別の捉え方をする思考だからです。


 たとえば、面接に落ちた理由は「自分がダメだから」ではなく、

「たまたま企業風土とあわなかったから」とも考えられます。

 見方と解釈次第で、状況はどんどん違って見えるのです。



●あこがれの先輩と話す

 学習性無力感に陥ると、私たちは「自分はこれこれができる。大丈夫!」

 と感じる自己効力感を失ってしまいます。


 自己効力感の喪失は、自分ひとりで解決をはかろうとするよりも、

 ソーシャルサポート、つまり周囲のひとからサポートを受けたほうが、

 より効果的に回復することが、さまざまな研究からわかっています。


 あこがれの先輩と話すことは、「自分もいつかは・・・」という気持ちになり、

 自己効力感が上がり、行動を起こす動機づけになります。


 悩みを聞いてもらうことで得られる「気分すっきりな感じ(カタルシス)」も、

 学習性無力感に有効です。



#読書 #自己啓発

 

下斗米淳 / 『これなら、できそう! 人づきあいをラクにする行動のヒント68』