200410 下斗米淳 / 『人づきあいをラクにする行動のヒント68』 読書グラフィ今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★下斗米淳 / 『これなら、できそう! 人づきあいをラクにする行動のヒント68』



●シャイネス

 単に不安やおびえを持つだけでなく、

 人づきあいを避けたり控えたりする行動を取っています。

 このように、感情や行動面で人づきあいに負担を感じやすい傾向を、

 シャイネスといいます。



●スピルオーバー

 ある感情を抱いていると、それが外にもれ出て、

 周囲の心理にも影響を及ぼします。

 これをスピルオーバー効果といいます。



●人づきあいのスキルをチェックする

(1)人の頼みに応じる

(2)他人の頼みを断る

(3)他人に用事を断る

(4)自分の立場を説明する

(5)情報や説明を求める

(6)話を丁寧に打ち切る

(7)あえてあいまいな返事をする

(8)相手に調子をあわせる

(9)後日の約束を取る

(10)提案や誘いをする

(11)主張する

(12)批判を無視する

(13)落胆や困惑の感情を表わす

(14)手助けを求める

(15)挨拶をする

(16)人を誉める

(17)感謝する・ねぎらう


※「私って、案外いろいろできている」と思うはずです。

 そのうえで、

 できていないこと、苦手なことを、少しずつ練習すればいいのです。



●ネガティブなことを思いそうになったら

・腕にはめた輪ゴムをぱっちん。

・ふわふわの小物をきゅっ。



●シャイネスな気持ちを日記につける(シャイ日記)

・ネガティブな心理を吐き出してスッキリ

-思い切って吐き出したほうがスッキリできる。


・いやなことのパターンがわかってくる

-事前に予防策が取れるようになる。


・コントロール感が高まる

-「たいしたことないし、なんとかなる」と感じられるようになる。



●愛着スタイル

 人間関係の持ち方には個人差があり、

 誰にでもうちとける人もいれば距離を取りたがる人もいます。

 このような違いを愛着スタイルといいます。


 職場のつきあいがめんどうくさい → 回避型。


 社交的で明るい人づきあいを誰もができるわけでないし、

 やりたがるわけでもない。

 

 

 

  愛着スタイル 他人への信頼感 自尊心
安全型 人づきあいは気持ちいい。
頼ったり頼られたりするのが好き
基本的に信頼できる人たち。
私を傷つけたりしない
高めで安定している
不安型 人づきあいは好きだけど不安
関係を保とうとこだわる
信頼しているけれども、
向こうは私を信頼していないかも
低めで安定している
回避型 警戒心が優先
他人と距離を置こうとする
基本的に信頼できない人たち 不安定に上下する

 

 

 


●社交的な(安全型の)人(とりあえずひとり)と仲良くしておく

・安全型の人は、基本的に人を信頼し、その信頼をうらぎらないよう行動します。

 また、こだわらないので、気持ち的にラクです。


 見たところ社交的でも「つきあい悪い」とか言ってくるのは、不安型の人。


・愛着スタイルは幼児期にある程度決まるといわれますが、

 大人になっても影響しているかというと、そうでもないことが、

 さまざまな研究でわかってきました。


 社交的な人とつきあっていると、

 あなたの心の他者像も書き換えられる可能性大。



●自尊心、私たちはこれを、周囲の人と自分を比較しながら形作ります。

 自分より劣る人と比較すると、自分のほうがマシという安堵感、

 自分のほうが優れているという優越感が得られ、

 高い自尊心を保つことができます。


「そのやり方は抵抗が・・・」という人に有効なのが、

 優れている人を見て自尊心を高める。


 自分に”関係のない分野”で優れた成果を出している人に触れると、

 私たちはかえってポジティブな気分を味わいます。

 これを反映過程といいます。


 その人とのつながりを周囲に強調すると、さらにポジティブに。

 これを栄光浴といいます。


 ただ、あなたの栄光ではないので、ほどほどに。


 同僚など距離が近い人と比較すると、自尊心はおびやかされます。



●雑談で情報収集

 人づきあいの最低情報を仕入れておく。



#読書 #自己啓発

 

 

 

 

 

下斗米淳 / 『これなら、できそう! 人づきあいをラクにする行動のヒント68』