200507 酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』
●STP
・セグメンテーション(Segmentation)
-市場を細分化する。
・ターゲティング(Targeting)
-細分化した市場のなかから、
自社の事業や商品に最適な市場や顧客を特定する。
例:自動車市場 ファミリーカー/スポーツカー/高級車/軽自動車 など
・ポジショニング(Positioning)
-特定した市場や顧客に対し、自社の事業や商品が
どのような位置づけになるかを決める。
●セグメンテーション
(1)地理的細分化
国内外、関東か関西か、暑いか寒いか、大都市か否かなどで判別。
(2)人口動態的細分化
年齢、性別、所得、職業、既婚か独身かなどで細分化する。
(3)サイコグラフィック(心理的要因)的細分化
顧客の価値観、ライフスタイル、パーソナリティなどで細分化。
(4)行動による細分化
製品を買うときの状況、製品に求めるもの、愛着などでグループ分けする。
●ハーバード大学 マイケル・E・ポーター
ポジショニング 4つの分類
(1)マーケット・リーダー
潤沢な経営資源を活かして市場全体を掌握。
(2)マーケット・チャレンジャー
市場シェアがナンバー2の企業。
リーダーと差別化し、得意分野に資源を集中することで勝負する。
(3)マーケット・フォロワー
市場シェアがナンバー3以下以下の企業。
リーダーやチャレンジャーを模倣し、取りこぼしを狙う。
(4)マーケット・ニッチャー
市場シェアが業界内で低い企業。
他の企業と競合せず、小さな領域に集中して生き残る。
●ハワード・シェス・モデルの概念
(1)刺激(価格・商品特性など)
↓
(2)知覚構成概念(注意、情報収集など)
↓
(3)学習構成概念
-拡大問題解決
あまり詳しくは知らない商品について、
綿密に情報収集し、意思決定をする(初めて触れる新商品などに多い)。
-限定問題解決
ある程度理解している商品について、
自分なりの選択基準を持ち、ざっくりと情報収集して、意思決定する。
-反復的問題解決
よく理解している商品について、
ほぼ情報収集せずに意思決定する(継続利用に多い)
↓
(4)行動(購入)
●期待不確認モデル
・商品への期待度 と 商品パフォーマンス
(1)期待度 高い、パフォーマンス 高い
期待通りの商品、パフォーマンスで、満足度もそれなり。
(2)期待度 低い、パフォーマンス 高い
期待した以上に商品、パフォーマンスが高く、満足度は高い。
(3)期待度 高い、パフォーマンス 低い
期待よりも商品、パフォーマンスが低く、満足度も低い。
(4)期待度 低い、パフォーマンス 低い
商品、パフォーマンス共に期待が低く、満足度もそれなり。
・「期待」が低いほど、満足度は高くなる。
・「実感(パフォーマンス)」高いほど、満足度も高くなる。
●NPS(ネット・プロモーター・スコア)
・アンケート調査「友人や知人にすすめたいと思いますか?」
-回答を11段階の点数に振り分け
--「非常にそう思う」10点、「まったくそう思わない」0点、
「批判者」0-6点、「中立者」7-8点、「推奨者」9-10点
・NPS(%)=推奨者比率(○%)-批判者比率(○%)
-NPSは、高ければ高いほど、顧客満足度や継続利用率が高まる傾向にあり、
12ポイントを超えると、その企業の成長率は倍増するといわれています。
#読書 #ビジネス