200508 酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』



顧客満足(CS=Customer Satisfaction)を高める方法として、

 社員満足度(ES=Employee Satisfaction)を高めると、

 顧客満足度も高まるという考え方がある。



ラッセル・H・コーリー「DAGMAR理論」(1961年)

・広告の効果測定法。

・広告のコミュニケーションを

「未知」「認知」「理解」「確信」「行動」の5段階に分けています。


・広告を打つ前にそれぞれの段階の目標を設定し、

 広告実施後にどの程度目標を達成できたかで、広告効果を測定します。


・最終の売上ではなく、プロセスごとに評価できるため、

 古典的な理論ながら、実務で活用することも多いでしょう。



●USP(ユニーク・セリング・プロポジション)(1961年)

 広告の三大原則

(1)頻繁に広告表現(ストーリー)を変更すると、

 浸透度という点で広告をやめるのと同じくらいの悪影響が出る。


(2)卓越したキャンペーンでも、頻繁に内容変更していては、

 それよりも劣るキャンペーンを継続的に実施している企業に

 後れをとる可能性がある。


(3)卓越したキャンペーンは、

 商品が流行遅れにならない限り、古びることはない。


 USPの三大定義

(1)製品のメリットを生活者に提案する。

(2)広告は競合が真似できない内容にする。

(3)提案は新規顧客をはじめ多くの人々を引き寄せる内容にする。



●広告費にどれだけの費用を投入したかという絶対量より、

 競合する商品との出稿量の違いによって

 広告効果が決まるという考え方がある。



●シェア・オブ・ボイス

 市場における自社広告の出稿割合は、

 市場全体の広告量から、自社広告量を割ることで算出できます。



コトラー「ホリスティック・マーケティング

・ホリスティック(holistic)・・・全体論の、全体論的な。


(1)リレーションシップ・マーケティング

 生活者(顧客)や供給者、流通関係者や外部協力企業などが

 相互に好ましい関係を構築するマーケティング


(2)統合型マーケティング

「製品」「価格」といった4Pや、

「顧客コスト」「利便性」などの4Cを効果的に活用するマーケティング


(3)インターナル・マーケティング

 顧客との信頼関係づくりに有用な人材の採用など、

 社内でおこなわれるマーケティング


(4)社会責任的マーケティング

 社会福祉や社会貢献性など、

 自社の社会的な役割、使命を考慮したマーケティング



●コミュニケーション・ミックス

・広告やイベントを組み合わせたり、連動させてマーケティングを実施。


・イベント、PR、人的販売、ダイレクト・マーケティング、広告、販売促進



#読書 #ビジネス


酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』