200511 酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』



●新商品開発のプロセス


[アイデア集めと仮説づくり] ←ラテラル・マーケティングなど



[生活者のニーズを探る] ←STPプロセスでターゲットを明確化



[アイデアの取捨選択]



[新商品コンセプトづくり] ←USPを明確化



[市場展開の戦略を立てる] ←マーケティング・ミックスを前提に検討



[コスト、売上を計算] ←プロダクト・ライフサイクルを視野に検討



[プロトタイプを作る] ←DAGMAR理論で反響を分析



[市場での反応をテスト] ←ホリスティック・マーケティングを展開



[本格展開へ]



●DAGMAR理論

・DAGMAR(Defining Adverting Goals for Measured Advertising Results)


・広告の最終的な目標に売上を置かないというのが特徴です。

 売り上げにつながる「5段階の認知レベル」を設定し、

 各レベルの達成度合いを数値で判定します。


・「コミュニケーション・スペクトラム

(1)unawareness :未知

(2)awareness :認知

(3)comprehension :理解

(4)conviction :確信

(5)action :行動


(出典:https://www.irodorinet.jp/attracting_customers/dagmar/



●クリステンセン 3つのイノベーション

(1)エンパワリング・イノベーション

 以前は専門的で効果なものが、手軽に安く手に入るようになる。


(2)持続的イノベーション

 古い製品やサービスを新しく置き換えていくイノベーション


(3)エフィシェンシー・イノベーション

 いまある製品やサービスを、効率的に提供するイノベーション



●破壊的イノベーション

 既存製品の価値を否定してしまうようなインパクトがある。


例:ゲーム機 -> スマホ、音楽CD -> ダウンロード販売

 ノートPC -> タブレットPC、コンパクトデジカメ -> スマホカメラ



●思考フロー

「(キーワードから)それでどうなるか?」という問いを常に持ち続ける。


例: 少子高齢化 → 年金支給額が現象 → 

 年金だけでは生活できない → 高齢者雇用が増える ・・・



バーティカルマーケティング

 過去に提唱されたマーケティングの方法論を活用して、

 論理的に課題を解決する方法。


「(1)問題を分析し」、「(2)仮説を立て」、

「(3)アクション・プランを策定する」といった流れをたどる。



●ラテラル・マーケティング


 あえて非論理的な発想をすることで、

 定型的な思考の枠組みを飛び越えて、まったく新しい解決法を編み出します。


(1)仮説を立てる

(i)フォーカスする

・市場や想定顧客、パッケージ、製品、ブランドなどに注目する。


(ii)水平思考をする

-代用・・・なにか代わりにならないか?

-結合・・・ほかの要素をつけられないか?

-逆転・・・逆の意味合いをもたせられるか?

-除去・・・デメリットをなくせるか?

-強調・・・メリットを強くアピールできるか?

-並べ替え・・・順番を替えられないか?


(2)アクション・プランを策定する。



●販路の将来性をチェックする

 現在、あるいは将来的に、

 自社の販路が成長する可能性があるかどうかを判断することです。


 過去の延長線上にない新商品の開発を迫られるようなときには、

 販路そのものの活力が低下している場合が少なくありません。



#読書 #ビジネス


酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』