200518 酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★酒井 光雄(監修) / 『図解&事例で学ぶマーケティングの教科書』
●市場
・B2C
企業と生活者で取引をおこなう市場。
・B2B
企業と企業が取引をおこなう場合。
・B2G
企業が政府・地方自治体などに商品やサービスを売り込む市場。
・C2C
生活者と生活者が直接つながり、
商品やサービスのやり取りをする市場。
●生活者の心理プロセス 最初のモデル「AIDAモデル」
(1)A=Attention(注目)
店頭やCMなどで見かけた商品に注目する段階。
(2)I=Interest(興味)
見かけて注目した商品に興味・関心を抱く段階。
(3)D=Desire(欲求)
興味を抱いた商品に対し、購入したいという欲求を抱く段階。
(4)A=Action(購買行動)
購入したいと欲求を抱いた商品を実際に購入する段階。
●AIDAを発展させた概念「AIDMA」
・M=Memory(記憶)
CMなどで注目し、興味を持って、購入したと思った商品を記憶する段階。
・Interest、Desire、Memoryの3要素は、
AIDMAの5要素のなかでも「感情段階」として分類され、
生活者の購買行動の鍵を握る部分となっています。
●電通が提唱「AISAS」
(1)A=Attention
(2)I=Interest
(3)S=Search(検索)
商品を購入する前に、パソコンやスマホで情報を検索する。
(4)A=Action
(5)S=Share(共有)
商品を購入したあとは、SNSやブログに感想を綴った文章や、
商品の利用シーンを撮影した画像をアップし、
友人をはじめ多くの人たちと共有する。
●AIDCAというモデルもある。
C=Conviction(確信)
行動をする前には、確信が必要だからです。
●イノベーター理論
顧客層の違いを分類する。
(1)イノベーター(全体の2.5%を占める)
革新者とも呼ばれる。
新商品が出ると、最初に購入する人々。
(2)アーリーアダプター(全体の13.5%を占める)
初期採用者とも呼ばれる。
流行に敏感な人々で、市場の拡大と商品普及の鍵を握る。
(3)アーリーマジョリティ(全体の34%を占める)
初期多数採用者と呼ばれる。
平均的な人より早く商品を購入。(2)の影響を受けやすい。
(4)レイトマジョリティ(全体の34%を占める)
後期追随者(又は慎重派)とも呼ばれる。
多くの人が購入したあとに追随する。
(5)ラガード(全体の16%を占める)
遅滞者とも呼ばれる。
保守的で世間の動向やトレンドに疎く、新しい商品をあまり購入しない。
※キャズム
(2)アーリーアダプターと(3)アーリーマジョリティの間には、
市場に浸透していくか否かを分かつキャズム(谷)がある。
この谷を乗り越えると、市場への普及が進んでいく。
#読書 #ビジネス