200521 吉岡行雄 /『起業を決めたその日から朝晩2時間の習慣を変えなさい!!』読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★吉岡行雄 / 『起業を決めたその日から朝晩2時間の習慣を変えなさい!!』



●自分オリジナルの名刺

・個人名

 場合によっては(将来の)屋号、肩書き。


・キャッチフレーズ

 起業にかける思い、気概を簡単に示します。


・個人の情報

 現住所、電話・FAX、携帯電話

 メールアドレス、ブログ、URL


・個人のプロフィール

 生年月日、出身地、学歴、職歴など


・自己紹介

 ときには失敗談を交えて詳しく自分を紹介します。


・起業しようとする内容

 できる限り具体的に書きます。


・現在の仕事内容

 自分の得意分野、専門分野を書きます。


・個人の趣味・活動

 趣味・活動であなたの人柄をPROします。


・顔写真

 似顔絵もありですが、アピール度は顔写真が優ります。



●鉄鋼王 D・カーネギー

「人生はまさにブーメランだ。人に与えたものは手元に戻ってくる。」



●情報収集

・知恵

 情報を有効に活用できるレベル。


・知識

 情報の内容を覚えているレベル。


・保存レベル

 情報の保存場所を覚えていればいいレベル。



●情報を効率よく整理するための基本は紙のサイズをそろえることです。



●企業の最大の使命は、倒産しないこと。



●起業する人は、「必勝の心構え」をもち、「不敗の行動」を取る。



●経営に必要な主たる知識

・会社

経理や税務と資金調達

・経営分析

・営業

・人

・リスク



経理や税務 身につけるべき4つの項目

(1)財務諸表

 代表的なものは、会社の財産状況を示す「貸借対照表」、

 会社がどれぐらい儲かっているかを表す「損益計算書」、

 資金が効率よく運用されているかがわかる「キャッシュフロー計算書」です。

 これらが一般的に「財務三表」称されるものです。


(2)経理

 経理をするには、簿記の知識、現預金・売掛金・在庫管理の知識、

 資金繰りの知識、小切手・手形の知識が必要です。


 簿記には単式簿記複式簿記があります。


 単式簿記は、日々の取引と収入と支出の関係のみで記録するので、

 損益の状況(損益計算書)しか示せません。


 複式簿記は、日々の取引を「資産・負債・資本・収入・支出」の

 5つの要素をもって記録します。

 複雑になりますが、損益の状況(損益計算書)と

 財産の状況(貸借対照表)を示すことができます。


(3)税金

・個人事業

 個人に対する所得税、住民税、事業に対する事業税。


・法人事業

 法人税、法人住民税、法人事業税、消費税など。



(4)資金調達



●経営分析

・生産性の指標

「1人当たりの付加価値」「労働分配率」など。


・収益性の指標

総資本経常利益率」「1人当たり経常利益」など。


・安全性の指標

自己資本比率」「固定比率」など。


・固定費と変動費

-固定費

 人件費、地代家賃、租税公課など。


-変動費

 材料費、外注加工費など。
 


ランチェスター戦略「弱者の戦略」の例

・局地戦で戦う(ニッチ(スキマ)市場を狙う)。

・一騎討ちをする(ライバルが少ない市場を狙う)。

・接近戦をする(行き届いたサービスで戦う)。

・一点集中に徹する(ターゲットを定める)。

・陽動作戦を展開する(自社の強みを活かす戦いをする)。など



●リスクに関する知識

・リスクを回避する方法

-得意先の倒産

 取引先を分散し、事業の状況を事前に察知します。

-仕入先の倒産

 常に仕入先を開拓して、最悪の事態に備えます。

-経営者の健康、火災

 日頃から健康・防災に留意するとともに、後継者の育成に努める。


・リスクを被ったときの対処方法

-得意先の倒産

 できる限り素早く回収に努め、

 回収不能による資金繰りの悪化を回避するため、

 倒産に対する保険である「中小企業倒産防止共済制度」に加入しておく。


-仕入先の倒産

 他のルートから仕入れをできるよう

 日頃から複数の仕入れルートを確保しておく。


-経営者

 健康を害し、亡くなることを想定して、経営者保険に加入するとともに、

 後継者にバトンタッチできるような体制づくりをする必要がある。


-火災

 保険でカバーできるように損害保険に加入しておきます。 



#読書 #ビジネス