200710 河野英太郎、田中ウルヴェ京 /『99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ』

読書グラフィ 今日読んだ本

★河野英太郎、田中ウルヴェ京 / 『99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ』



●目標設定

 目標が何も思いつかなくても、

「何も出てこない自分がいるんだな」という「気づき」は重要です。


 そこで「じゃあ今の自分の目標は、

 自分の思考に気づく練習をすること」といった目標をつくればよいのです。


 目標を設定したら、「結果の振り返り方」についてもよく考えておく。


 そもそも目標を達成することに「取り組んだか、取り組んでいないか」

 ということについても、しっかりと振り返る必要があります。


 途中経過で、「結果がまだ出ていなくても、

 行動を継続している自分のことは、ほめる」。


 結果が出ていないときは、それまでの行動に注目しましょう。

 そもそも自分は行動が「できなかったのか?」、

 それとも行動自体を「やらなかったのか?」。

 この両者には大きな違いがあります。


 目標にがんじがらめになって、ストレスを過度に増やしたり、

 背負い込んだりすることは絶対に避けたいことです。



●マンダラート(9マスシート)

 プロ野球 大谷翔平選手が実践していたことで注目が集まった。



●ノブレスオブリージュ

 エリートが備えるべき高潔さ。



●「達成できない」に前もって対処する


 リスクを洗い出したあとにそれぞれに

(1)軽減、(2)回避、(3)転嫁、(4)受容

 の4つの視点から対応策を事前に検討する。


※プロジェクトマネジメントの方法論の中で詳しく説明されている。



●瞑想(メディテーション

 私がよく使うたとえ話としては、PCやスマホの「再起動」です。

 すなわち頭の中をいったん空っぽにするイメージの瞑想が必要となる。


 瞑想の3つのポイント

(1)姿勢を正して前後左右の筋肉のバランスをとる。

(2)目を閉じる。

(3)吐くほうの呼吸に注力して、ゆっくり肺の中の空気を外に出す。


 1分程度でも効果が出ます。



●香りの記憶

 香りには特に個人の記憶と結びつく傾向があるそうです。


 そこで自分の「良い状態」の記憶とつながる香りを理解しておき、

 必要に応じて活用することで、香りを起点に

 心の「良い状態」を意図的につくりだすことが可能となります。



●「心理学には受動態はない」という表現があるそうです。


 ストレスや緊張というのは、

 その原因となるものからプレッシャーをかけ”られて”いるのではなく、

 受け取り側であるあなたが自らプレッシャーに”感じている”だけなのです。



#読書 #人生訓