190630 佐々木俊尚 / 『ひと月15万字書く私の方法』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★佐々木俊尚 / 『ひと月15万字書く私の方法』
●PDFをまとめて結合してくれるソフト
□ConcatPDF
https://www.vector.co.jp/soft/review/winnt/writing/se314678.html
●「現状」「課題」「仮設」に分類することで、集約された情報が
「いま何が起きていて、
それらの課題はどのようなもので、
その課題を克服するためにはどんな仮説が立てられるのか」
という構造の中に取り込まれていく。
・現状
「いまどうなっているのか」「いま何がおきているのか」
「なにが始まっているのか」など、
現状についての把握を淡々と述べた事実。
・課題
「何が現状の課題なのか」「何がこまっているのか」など、
課題や問題点、トラブルの原因分析など。
・仮説
「将来、どうなりそうなのか」「今後、どんな可能性があるのか」
「何を目指しているのか」
「どんな新しいビジネスが考えられているのか」など、
いまはまだ起きていない(あるいはちょうど起き始めている程度)が、
将来の可能性や願望について記したもの。
●物語フレームワーク 6つの要素
(1)現状
(2)現状の分析
(3)課題は何か
(4)仮説
(5)仮説の分析
(6)これからの戦略
●情報に対する書き込むべきコメント
(1)疑問
(2)反論
(3)評価
(4)実現可能性
(5)理由の推測
(6)補足
●原稿を書くうえで最も大切なのは、
・ソース(情報源)
・ロジック(論理)
を両立させ、きちんとしたソースの上に、
無理がなくロジックを組み立てていくことです。
●分析手法
・SWOT
強み(Strength)、弱点(Weakness)、機会(Opportunity)、
脅威(Threat)の頭文字をとった言葉です。
・直列フレームワーク
三段論法で
「AならばB、BならばC、ゆえにAイコールCである」という考え方です。
・並列
可能性や要素を横一列に並べてみることで、広い分析を行います。
●文章テクニック「3つのルール」
「○○の可能性が高いが、△△になることもあり得るだろう。
一方でXXのことも検討しなければならない・・・」
↓
「この可能性には、以下の3方向がある。
(1)○○
(2)△△
(3)XX
●読みやすく、説得力のある原稿 5つの要素
(1)続きを読みたくなるインパクトのあるリード。
(2)きちんと事実とその情報源が提示してあり、
その原稿が「事実に基づいている」ということがわかる信頼感。
(3)提示された事実から無理なくロジックを積み上げられた論考。
(4)構造化され、全体の見通しがよい構成。
(5)「では自分はどうすればいいんだろう?」
と読者に考えさせられる読後の余韻。
#読書 #ビジネス