190914 ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』



●CANEIの法則

 Continuous and Never-Ending Improvement(たえざる、飽くなき改善)



●天才はどんな問題や状況に対しても先入観をもたずにアプローチする。


 天才は問題のあらゆる面を入念に検討し、結論に飛びつかず、

 もっともっとデータを集める。


 どんな業界でも、天才は問題解決や意思決定に際して

 システマティックなアプローチをするものだ。



●システマティックな問題解決法

(1)問題やゴールを具体的に紙に書き出す。


 医学の世界では、

「正確な診断を下しさえすれば、治療は半分終わったようなものだ」

 といわれる。


 ビジネスでも、「何が問題なのか」を正しく設定しさえすれば、

 おのずと解決策が見えてくることがよくある。


(2)問題やゴールを具体的に設定したら、

  「ほかに問題はあるか?」と考えてみる。


 複数の答えをひねり出してみよう。

 その方が正しい解決策が見つかりやすくなる。

(そもそも問題ではなくチャンスだということだってありうる)。


 正しい問題設定にたどり着くまで、

(何度も)「ほかに問題は?」と問い続けることだ。


(3)「問題の解決策は何か?」を考える。

 何か答えを思いついたら、「ほかに解決策はないか?」と考える。


(4)さまざまな解決策が出てきたら、

 それを絞りこんでいって最終判断を下さねばならない。


 どんな判断でも、何も判断を下さないよりはましな場合が多いものだ。


(5)下した判断の成功度をどう評価するか決めておこう。


 具体的な評価基準やベンチマークを設定するのだ。

 望む成果を定量化しよう。


 評価不能な目標は達成できない。

 評価可能な目標は必ず達成できる。


(6)責任者(複数でもよい)を決めよう。


(7)プロジェクト完了に向けた

 デッドラインとサブデッドラインを設けよう。


(8)プランBを作成する。


 当初の解決策が何らかの理由でうまくいかなかった場合の

 予備プランというか代替プランである。


 名将はあらゆる戦闘に勝つつもりで計画を立てる一方で、

 万が一の敗北にもそなえるものだ。


 不慮の事態にそなえた計画や退却計画を立てておく。


 名将は、秩序ある撤退の方が全面的敗走よりましだと知っている。


 絶対に、新たな行動路線に「全財産を賭け」ないこと。


(9)アイデアにもとづいて行動に出よう。


 とにかく可能な限りすみやかに着手しよう。


 ジョージ・パットン将軍

「よい計画をいますぐ断固として実行する方が、

 来週まで待って完璧な計画を実行するよりいい。」



●成功者は年じゅう解決策のことばかり考えているものだ。


 これに対して成功者でない人は年じゅう、問題のことばかり考えている。

「誰がやったんだ?」と犯人捜しに走る。

 だがそんなことをしても、解決策を見つける役には立たない。


●クリエイティブパワーを解き放つ 3つの鍵

(1)明確さ

ゴールは断固として明確でなくてはいけないが、

ゴール達成プロセスについては柔軟に考えること。


(2)フォーカス

一度にひとつのテーマに専念しよう。


(3)集中力

自分にとって最大の問題を解決するまでは、

または最大のゴールを達成するまでは、

ほかのことはすべて棚上げして100%それだけに集中しよう。




ソーシャル・ネットワーキング

 ソーシャル・ノット・ワーキング(はたらかないこと)だ」



ケネディ大統領があるとき、

 米国の宇宙プログラムの責任者だった科学者

 ヴェルナー・フォン・ブラウンにこう尋ねた。


「人間を月面着陸させ、無事に帰還させるには何が必要だと思う?」。


 ブラウンはあっさりこう答えた。

「実現しようとする意思です」。



●困難が訪れるのはあなたを邪魔するためではない。

 教訓を与えるためだ。


「やってみて、もう一度やってみて、

 次は何かほかのことをやってみよう。」



#読書 #人生訓