190918 佐々木俊尚 / 『広く弱くつながって生きる』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

佐々木俊尚 / 『広く弱くつながって生きる』



デジタルデバイド情報格差



●最近考えるようになったのですが、

 じつは個という存在はさほどのものではなく、

 すべては相互作用(多様な価値観の接触)から

 生まれるものなのではないでしょうか。


 他者との関係性の中で個のパーソナリティは決まるものであり、

 生来的な個の要素は大きな意味を持たないということです。


 周囲の人間と完全に孤絶した生活をしていたら、

 個など意味をなしません。


 相手から何かを言われた時にどう返すかによって、

 自分自身の人間性を理解したり、築いたりするわけです。



●グラフィックデザイナー 原研哉 『白』

(神社について)当初は屋根も何もなく、しめ縄だけがある状態だったため

「何もない真っ白な場所」ということで「しろ」と呼ばれていました。


 しかし、仏教が伝来して社殿が造られ始めると、

 神社にも屋根が備えられるようになり、

「やしろ」と言われるようになったのです。



●特にインターネットは

 エコーチェンバー化

(同じ意見の人だけで話しあううちに、それが正しいと全員が信じこむこと)

 が起きやすく、


 何らかの情報について「それはデマだ」

 と否定する記事を読まなくなる傾向があります。


 そうなるとカルト集団の一員のようになるため、

 気をつけないといけません。



HONZ

https://honz.jp/



喜劇王 チャーリー・チャップリン

「人生に必要なのは、愛と勇気と少しばかりのお金」



●現代人は「長い老後」を覚悟しないといけません。

 短命であればいまを生ききる覚悟が必要ですが、

 私たちは中高年以降のひたすら長い人生をすごしきる覚悟が必要なのです。



#読書 #人生訓