191003 本田直之 / 『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

本田直之 / 『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』



●考えるベース

(1)脳科学

 科学的な裏付けのため。

(2)スポーツ

 トップアスリートたちのトレーニングは、科学的で理にかなっている。

(3)投資

(4)経営


※(1)科学的根拠。

 (2)~(4)競争の中でつちかわれた原理原則がある。



●お金は稼ぐ(増やす)ことができますが、

 時間は増やすことができません。


 毎日確実に目減りしている。それが時間なのです。


「お金を節約するために、時間をかけよう」ではなく、

「時間を節約するためには、お金をかけてもいい」



●相手を変えようとしない。


 他者を変えること、

 特に他者の性格を変えることなど、絶対にできません。



●最短距離で成果を挙げたければ、先読みのくせをつけましょう。


 思いつきの行動を繰り返していたら、

 結局遠回りすることになりますし、

 あとから膨大な「面倒くさい」ことの処理に追われることになります。


「面倒が起こらないように、あらかじめ対応しておく」

 ためには、先を読む力が必要になる。


 先を読むことの意味には、大きく次の2つが挙げられます。

(1)将来起こりうるトラブルを防止する。

(2)近道を見つける。



●「究極の」面倒くさがりやになる


 わたしは、「面倒くさい」という気持ちは、

 人として健全な欲求だと考えています。


 そして強い欲求があれば、それは行動に変わります。

「面倒くさい」を解決するための行動や創意工夫が生まれます。


「究極の」面倒くさがりやたちが世の中を変え、

 時代をリードしていくのです。


「面倒くさいから、面倒が起こらないように工夫する」


 これが、本書が勧める「究極の」面倒くさがりやです。


 たとえば、わたしはこれまで読書法、時間術、人脈術など、

 数多くの本を出版してきました。


 そのいずれも、根底にあるのは「面倒くさい」という思いです。


 面倒くさい。でも、しなければもっと面倒くさいことになる。

 だったら最小の労力で最大の成果をあげられる読書法を考えよう。

 そうやって、仕事や勉強にさまざまな「仕組み」をつくってきただけです。


 現在、自分がなにに対して

「面倒くさい」と感じているのか、よく考えてください。


 そこには自分を変え、仕事を変え、

 物の見方を変えるチャンスが眠っているのです。



#読書 #人生訓