190328 小澤淳 / 『成功した人はみんな「受験ワザ」を使っている』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★小澤淳 / 『成功した人はみんな「受験ワザ」を使っている』


●受験を通して身につけるノウハウの例

・目標を明確に立てる。

・(立てた目標の)達成のために最も有効な手段を講じる。

・ノルマに届かなければ軌道修正をする。

・挫折をしても最小の労力と最短の時間で乗り切る。

・仕掛けられたワナに安易にハマらない眼力を持つ。



●大きく丁寧に字を書くこと。

 あやふやな文字では、たとえ正解であっても、

 試験官によっては「ペケ」を付けられてしまう可能性があるからです。



●コックリさん

 受験業界ではプラスの意味で呼ばれています。

 人の話をコクリコクリと、うなずきながら聞いてくれる人のことです。


「コックリさんを見つけて、その人を多く見て話をしなさい。

 気分が乗って楽になるから。」


●研修を受ける人のレベル

(1)批評

話が上手い・下手だと評価します。

(2)理解

話者が何を言っているのか理解を示します。

(3)判断

これは使える、あれば自分の環境には合わない話だななどと判断します。

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(4)模倣

研修が終わった後、マネをしてみようとします。

(5)実行

計画だけではなく実行してみます。

(6)反省

実行後うまくいかなくても終わりにせず、反省し改善します。

(7)確立

自分なりの成功ノウハウを確立します。

(8)指導

他者に自分の成功ノウハウを指導できるようになります。



(3)と(4)の間に大きな壁が存在します。


(1)~(3)は評論家の域です。

ここまでの人は、頭でっかちで、

あれこれ理屈をつけて動かないタイプです。


成功する人は(4)以降を必ず行っています。


他人の良いところを盗むのが上手です。



●植木算

木の本数と間の数に注目して解く問題。


つるかめ算

数学で言う、連立方程式


例:ツルとカメが合わせて10匹いて、足の本数の合計は28本です。

  カメは何匹いますか。


10個の○を登場させます(これが動物の胴体です)。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○


次に下に足を日本ずつ示します。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
|| || || || || || || || || ||


足の本数の合計は28本なので、残り8本を書きます。

|| || || ||
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
|| || || || || || || || || ||


カメは4匹いることがわかります。



●成功の秘訣

(1)目標設定

(2)計画立案

(3)積極志向


□カレン・ウェブ 著、鈴木秀子 訳『9つの「性格タイプ」がわかる!』



●「受験がゴール」という危険な発想。

 大切なのは、社会の中で勝ち組に入るのか

 万年負け組なのかということ。


「人生には一生受験のような勝負がつきまとう」

 と考えるべきなのです。


「勝つまでやめない」



●受験ワザの一つ「国語試験の文章は”後ろ”から読む」

国語の試験でいちばん重要な内容は「文末」にあります。

文末には著者が言いたいことが集約されています。


文末を読むことで、著者のメッセージを理解し、

その後、速読で全体の文章を眺めます。

すると短時間で、頭の中にスッと内容が入ってきます。


プレゼンに関しても、同様のことが言えます。


プレゼンを聞かせるには「結末」から言うことです。


新聞の見出しや雑誌のキャッチコピーを見ればわかると思いますが、

それらは「結末」から言うことで、読者の興味を引いていますね。


ここで大切なのは、結末を「具体的」に言うこと。

あやふやに言ってしまっては「その後の話を聞くモチベーション」を

相手から奪うことになりかねません。


多少の「説明臭さ」は、

相手の興味を惹きつける上で欠かせない「必要不可欠要素」なのです。



●アドバイス「難解な問題に当たったときは、とりあえず笑ってみろ」


「難しい顔をすると、解ける問題も難しくなってしまう」

ところが、「笑顔になると、解けない問題もなんだか解けてしまう」

ような気が沸き起こり、

実際に解けてしまうこともあるものなんです。



#読書 #人生訓