190404 小澤淳 / 『成功した人はみんな「受験ワザ」を使っている』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★小澤淳 / 『成功した人はみんな「受験ワザ」を使っている』



●7大暗記法

(1)派生学習

途中で「?」と思ったことがあれば、関連するものを一気に調べます。


(2)使いまくる

覚えたことは、翌日他の人に話すといいでしょう。

覚え具合がハッキリわかります。


上手に説明できなければ、それは覚え方が甘いから。

その場合は、再度頭に叩き込むのです。


(3)まずはセオリー通りに

まずは公式通りにやってみることです。


(4)語呂合わせ

秋の星座「あんこのかしをペロリ」

アンドロメダ、カシオペヤ、ペガスス座

冬の星座「おおいぬとこいぬをつれた オリオンの おうしたいじを ふたご みている」

(おおいぬ、こいぬ、オリオン、おうし、ふたご座)


(5)ひたすら読み


(6)隙間学習


(7)インパクトで覚える

公式に変わった名前を付ける。


明治 1867年、大正 1911年、昭和 1925年、平成 1988年



「いやー(18)虚(67)しいなぁと言い(11)ながらニコ(25)ニコしている変なパパ(88)」


●受験ワザに学ぶ「心得」


(1)ずる賢さも成功の秘訣

自己流で、いかに手を使わずに、楽に解けるか工夫してみた子。

遊びの時間を確保するために必死になって、時間の使い方、優先順位を考えていた子。


(2)「新幹線」&「早朝マック

「一人ではない」「さまざまな人がいる」環境で、

集中力が切れかかったとき、

寝ている人を見てライバルと重ね合わせ、「オレはまだやれる!」と奮起。



●受験問題も「難しい」と口に出してしまうと、

”本来頑張れば解けるはずの問題”も

『自己暗示』によって解けなくなってしまうことがあります。


そこで私は、生徒に

「どんな難問も、一回自分なりに解いてみてから相談するように」

と言っています。



●「ありがとう」と「誉め合い」で解決

(1)人間は何歳になっても誉められれば嬉しいものである。

(2)人に評価された事実は単発には終わらず次につながる。

(3)次はもっと上手に達成しようと、自分から工夫を始める。



●聞き上手になるための3大リアクション

(1)それ本当?

(2)え~?そうなの!

(3)うんうん


ギリシャの哲学者 ゼノン

「自然は人間に1枚の舌と2つの耳を与えた。

 ならば、話すことの2倍だけ聞くことだ。」



●遊んでいるのに仕事ができる人は、

 ただ単に仕事ができる人より「格好いい」。


 そのわけは、ギャップがあるから。


 言い換えれば、「遊んでいない人」にギャップは出せない。


●よく生徒に、

「今の志望校を第2志望にして、

 もうワンランク上の学校も志望する」ように伝えます。


 本命の学校の試験を緊張しないで受けてもらうために、

 敢えて本命を第1志望にするのではなく、第2志望にしてもらうのです。



●つかみどころのない難攻不落な女性が現れた場合、

 3回以上デートをしてはいけません。


 3回もデートをして”つかみどころ”がなければ、

(攻略法が見つからなければ)

 相手はあなたに”つかませないようにしている”ということ。


 つまり脈ナシです。


 この場合、「今回は縁がなかったもの」として

 あきらめる「決断」が大切です。


「一人に固執(こしゅう)せず、精神的にゆとりをもってあきらめる」


 4回も5回もデートに誘うおカネがあれば、3回であきらめて、

 その資金を新たな出会いのために使ったほうが、よほど得策です。



●受験界では、試験の前日に

「周りはかぼちゃと思いなさい」

 とアドバイスすることが多いようです。


 私(著者)の場合は、試験当日の朝、子どもたちに手紙を渡します。


 試験会場に入り、緊張がピークに達したとき、

 震える手で子どもがそれを開けると、


「周りが賢く見えても、その正体はタコか宇宙人だ」


 と書いてあり、秘密の画像が印刷してあるのです。


 これで笑ってしまい、リラックスできた子が数多くいるのです。



●指輪

左手薬指なら恋人がいる。

もしくは、忘れられない元恋人を引きずっている。


小指にはめて「ピンキーリング」にしているのならば、

占いやジンクスを信じやすい乙女心を持っている。


親指や人差し指にはめている人ならば

「ファッション志向」が強く、オシャレに気を遣っている。



●長男の嫁になる女性

 県立トップ高校に合格した人が向きます。


 ミスは命取りで、あらゆることに平均以上を求められます。

 オールラウンドに何でもそつなくこなせるタイプです。


「長男の嫁」ともなると、お料理、お掃除、ご近所付き合い、
 
 こつこつと努力できる人でなくては、お姑さんに好かれません。


 それとは対照的なのが「次男の嫁」です。


 これは、中学入試で成功した人に向いています。


 私立中学は学校独自のクセのある問題が出ます。


「次男の嫁」はいろいろできなくてもいいのです。

 お姑さんの求めるポイントが少ないので、

 そこだけ押さえれば、いいお嫁さんが務まります。


●結婚は「わりきり」

1/9 = 1÷9 = 0.1111・・・
2/9 = 2÷9 = 0.2222・・・
3/9 = 3÷9 = 0.3333・・・


この調子で続けていくと、


9/9 = 9÷9 = 0.9999・・・(!)


決して1にはなりません。


でも、1だとしてしまうのです。


多くの数学の先生が、

どうやって子どもたちに解き方を伝えようか悩むこの問題ですが、

結婚にはこのような「わりきり」が、

いつかは必要なのではないでしょうか。


マリッジブルーというものがあります。

「結婚=他の異性との出会いを諦めること」

という公式からくるようです。


「この人で本当にいいの?」

と自問自答するわけですね。


ところがこの悩み、

一生思い悩んでも結論は出ないはず。

いつかは決断しなければならないわけです。


「結婚はどこかで踏ん切りをつけるべし」


あるお母さんが、面白いたとえ話を教えてくれました。


中学受験はお見合い結婚に似ているそうです。


親が最初に検討してから、子どもが考えるからです。


それに対して高校受験と大学受験は恋愛結婚です。


親が何を言っても、本人が受験したいと言えば受験せざるを得ないから。


いずれの受験にしても、

学校説明会へ行ったり文化祭へ足を運び、下調べしたつもりでも、

入学してしみないと本当に本人に合った学校なのかどうかわかりません。


このことも、結婚と同じだと思われます。


たしかに、どんなに惚れて大恋愛をしても、結婚をしてみると、

「あれ?こんな人だったんだ」

というのはよく聞く話です。


※実践は自己責任で。

#読書 #人生訓