190416 星野泰平 / 『半値になっても儲かる「つみたて投資」』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★星野泰平 / 『半値になっても儲かる「つみたて投資」』
※タイトルのようなケースになるには条件があります。
「投資」をはじめましょうと啓蒙する内容で、
いわゆる「うまい話」になっている部分も多いので注意しましょう。
●ダニエル・カーネマン博士 ノーベル経済学賞を受賞
人間は「利益」の2~2.5倍、「損失」を大きく感じる。
損失回避特性。
動物や人間の脳は損や負けをなるべく避けるように働く。
●「儲けたい」と「損したくない」
「儲けたい」気持ちは、利益を追求したいという欲なので、
高い利回りがあれば満たされます。
しかし、その欲を追えば追うほど
「大きな損をしてしまう」リスクも大きくなります。
これが「儲けたいけど、損するかもしれない」
というジレンマです。
一方、「損したくない」気持ちは、
資産が「増える」ことより、「減らない」ことを重視します。
それは、利回りより、仮に損をした場合、
どの程度で回復するかという「時間」が基準になります。
●「往なし(いなし)」
相撲ではよく「右から左に往なす」と使われますが、
相手が突進してくるのをかわして、相手の姿勢を崩すことです。
それは、相手に力対力の衝突を挑むのではなく、
相手の力を利用しながら自分に有利な状況をつくるノウハウです。
●「麦踏み」
茎の細い麦は雨に打たれると、倒れて腐敗しやくすくなります。
これを未然に防ぐために踏むのです。
麦は踏まれると、茎が裂け、エチレンを生成し、
このエチレンが茎を肥大化させ、より逞しくなります。
梅雨に収穫期を迎える気候風土から生まれた先人の知恵です。
●超回復
トレーニングで傷ついた筋繊維は、
以前より少しだけ強く回復しようとします。
これを超回復と呼びます。
この積み重ねで筋肉は隆起していきます。
●高橋尚子
花の咲かない寒い日は 下へ下へと根を生やせ いずれ大きな花が咲く
●古代ギリシアの哲学者 ソクラテス 「無知の知」
自分が「何も知らない」ということを自覚しているので、
その他の無自覚な人に比べれば優れていると考えたのです。
※実践は自己責任で。
#読書 #財テク