190807 エリヤフ・ゴールドラット / 『ザ・ゴール』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

エリヤフ・ゴールドラット(著)、三本木亮(訳) / 『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』



※(やっと)読了。


 途中途中に主人公の妻との離婚危機話が織り交ぜられているが、

 本筋とは関係ないので、読み飛ばしたが、

 あとがきに、これが著者、ゴールドラットの実経験に基づいていると書かれており、

 もうちょっとちゃんと読んでおけば良かったかなと思った。



●継続的改善プロセス(A process of on-going improvement)


(1)ボトルネックを見つける。

 熱処理とNCX-10が、工場のボトルネックであることを突き止める。


(2)ボトルネックをどう活用するか決める。

 ボトルネックでは昼の休憩もとってはいけないなど、

 いろいろなことに気づく。


(3)他のすべてを(2)の決定に従わせる。

 全てを制約条件のペースに合わせる。

 赤い札(すぐやる)や緑の札などを使った。


(4)ボトルネックの能力を高める。

 旧型の機械を持ち込んで、

 わざわざ効率の下がるような生産方法も取り入れた。


(5)(4)でボトルネックが解消したら(1)に戻る。



↓より一般化された表現



(1)制約条件を「見つける」。

(2)制約条件をどう「活用する」か決める。

(3)他のすべてを(2)の決定に「従わせる」。

(4)制約条件の能力を高める。

(5)ここまでのステップでボトルネックが解消したら、(1)に戻る。

 ただし、「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない。



●思考のプロセス

(1)”何を”変える?

(2)”何に”変える?

(3)どうやって変える?



#読書 #ビジネス