190809 ロバート・キヨサキ / 『金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる』

読書グラフィ 今日読んだ本

ロバート・キヨサキ(著)、トム・ホイールライト(著)、岩下慶一(訳) / 『金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる: 本当のフィナンシャル教育とは何か?』



●彼ら(金持ちの子供)はゼロからスタートすることはなく、

 無からビジネスを生み出す方法も知らず、

 世界に生きている普通の人々についても知らない。


 だが、お金の主人になるために必要なのは、

 無からビジネスを立ち上げる能力なのだ。


 金持ちの家に生まれた人間はそれを持っていない。


 裕福で賢いかもしれないが、現実世界を理解していない。


 そしてこういう人間が、金持ちをさらに金持ちにし、

 貧乏人や中流層をさらに貧しくさせるルールを作っているのだ。



モノポリー



●学習の円錐

 教育心理学者 エドガー・デール

 

 

 

学習の円錐
2週間後に覚えている割合   かかわり方
言ったりやったりしたことの90% 実際に体験する 能動的
疑似体験をする
体験を劇化してやってみる
言ったことの70% それについて話してみる
討論に参加する
見たり聞いたりしたことの50% 実際の現場を見学する 受動的
実演を見る
展示を見る
テレビや映画を見る
見たことの30% 写真を見る
聞いたことの20% 話を聞く
読んだことの10% 本を読む

 

 


●ポルシェへの挑戦

5万ドルのポルシェがあり、現金を5万ドル持っている。

現金でポルシェを買っても資産とキャッシュは手に入らない。

この問題を解決するためにはどうしたらいいか?


(1)資産(物件)を見つける。

(2)5万ドルを資産を買うための頭金とする。

(3)借金と頭金の5万ドルで資産を買う。

(4)5万ドルを借金し、ポルシェを買う。


資産からのキャッシュフローがポルシェの月々の支払いをカバーする。


数年後、ポルシェの支払いが終わった時、

手元には、ポルシェと資産、そして資産からのキャッシュフローが残る。



●金持ち父さん

「世界を変えたければ、まず自分を変えることだ。」



□ティナ・シーリグ

『20際の時に知っておきたかったこと(What I Wish I Knew When I Was 20)』



カール・マルクス共産党宣言



アイン・ランド『肩をすくめるアトラス』



●億万長者のタイプ

(1)あなたは100万ドルの給与をもらう従業員になりたいか?

 100万ドルの給料について回る問題は税金だ。

 政府はその何%かを持っていってしまう。


(2)純資産型億万長者になりたいか?

 家、車、貯金、年金などの自分の個人資産総額から負債を差し引く。

 すると億万長者を自称する人々のほとんどは純資産型億万長者なのが分かる。


(3)キャピタルゲイン型億万長者になりたいか?

 彼らは資産を数百万ドルで売り、キャピタルゲインを得る。

 だが儲けにはキャピタルゲイン税がかかる。


 さらに大きな問題は、利益を得るために資産を売却するので、

 純資産が減ってしまうことだ。


(4)キャッシュフロー型億万長者になりたいか?

 キャッシュフロー型億万長者は、資産を売却することなく、

 それが生むキャッシュフローで100万ドル以上を稼ぐ人々だ。

 税金や自分の未来を最もコントロールできるのは彼らだ。


(5)幸運型億万長者になりたいか?

 金持ちと結婚して大金を受け継ぐか、

 宝くじに当たって億万長者となる人々、

 これを目指す人には「幸運を祈る」としか言いようがない。


 お金のための結婚の代償は、あなたの魂だ。

 あなたの魂には一体いくらの価値があるだろう?



※実践は自己責任で。



#読書 #財テク