190908 ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』
●あなたの判断や行動を評価する唯一最大の基準は、
「結果を出せたか否か」だ。
自分の考えにもとづいて行動に出た結果、
あなたは自分の願望や目標に近づけただろうか?
□経済学者 ヘンリー・ハズリット 『世界一シンプルな経済学』
人間は利己的な生き物だという。
したがって人間の行動はすべて、
自分のおかれた現状を何らかの形で改善しようとする試みである。
人は常に、欲しいものをできるだけ手っ取り早く獲得する方法を探し求め、
二次的結果のことはろくに考えもしない。
●分析の結果、社会経済層の上へいけばいくほど
時間的視点が長期化することが明らかになった。
(社会経済層 7つ 例:ロウアー・ミドル、アッパー・アッパー等)
●社会経済層のトップに位置する二代目や三代目の富裕層では、
時間的視点は何年だったり何十年だったり、
中には何世代というケースすらあった。
つまり成功者はきわめて将来志向なのだ。
成功者の頭にあるのはもっぱら将来のことだ。
そう考えるとひとつ大事なことが明らかになる。
すなわち、長期的に考えることそのものがあなたの視点を研ぎ澄まし、
あなたの短期的意思決定のクオリティを劇的に改善してくれるのだ。
□ゲリー・ハメル、C・K・プラハラード
『コア・コンピタンス経営 大競争時代を勝ち抜く戦略』
「未来への構想」とうコンセプト。
「将来の自分がどうありたいのかがはっきりしていればいるほど、
いま、正しい決断を下しやすくなる。」
●長期的視点のキーワードは「犠牲」である。
成功者はすすんで犠牲を払おうとする。
つまり将来にわたって長期的により大きな報いを手にするためなら、
いまの短期的な目先の楽しみは後回しにする。
「長期的メリットのためなら短期的なデメリット」もいとわない
意志の力と自制心がなければ、成功の見込みは薄い。
●定年後の貯金が足りない人や全然ない人もいる。
なぜこういうことになるのか?
答えは明らかだ-時間的視点が欠けているからである。
多くの人は、稼いだ分は全部、あるいはそれ以上に使う習慣を
若いうちから身につけ、一生そういう暮らしを続ける。
現代の成人のゆうに70%が、
給料は全部使いきってしまう生活をしている。
●バック・フロム・ザ・フューチャー思考
いまから5年後、自分の仕事や収入が
どこからみても理想的な形になっているところを想像してみよう。
次の4つの面について考えてみる。
(1)仕事
(2)家族や恋愛関係
(3)健康状態
(4)経済状態
●ピーター・ドラッカー
「人はしばしば、
自分が1年間で達成しうることを過大に見積もる。
しかし5年間でどれだけ達成しうるかについては、
大幅に過小に見積もるものだ。」
●長期的視点を身につける、といますぐ決意しよう。
バリバリの将来志向になろう。たえず将来のことを考えよう。
自分の判断や行動の結果をよく考えよう。
こういう行動に出たらどうなるだろうか。
そのあとは、さらにそのあとはどうなるだろうか。
自制心をはたらかせ、自分で自分を律しよう。
明日、よりよい将来という報いを手にするために今日、
すすんで代償を支払おう。
#読書 #人生訓