190913 ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』
●心理学者 アブラハム・マズロー
「成人の98%はいわゆる「欠乏欲求」に支配されているという結論に達した。
こういう人たちは持てるポテンシャルをフルに発揮しようと
努力することはせず、自分の抱える欠乏感を埋め合わせようと
一生あがきつづけるという。
とくに「自分には価値がない」「自分はダメな人間だ」という意識が強い。
成人のうち「存在欲求」、
つまり自分のポテンシャルをフルに伸ばし発揮したい
という欲求と自信を抱く人はわずか2%だという。
自尊心と自信にあふれたこういう人々を、
マズローは「自己実現」者と名づけた。
●他人を裁こうとする習性がネガティブ感情を生むことも多い。
聖書をはじめとする聖典
「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。」
●どうすれば他人を責めるのをやめられるのか?
状況や人や問題や障害に対する責任を引き受けさえすれば、
それにまつわるネガティブ感情は解消する。
ネガティブ感情が湧いてきたらすぐさま「私の責任だ!」と言えばいい。
ネガティブ感情はあっという間にひとつ残らず消えてなくなるはずだ。
●自尊心や自信や自立心を獲得するための最大の秘訣は、
いまの自分に対しても、将来の自分に対しても
100%の責任を引き受けることだ。
一切の言い訳抜きでまるごと責任を引き受けた瞬間、
あなたの心は落ち着いてすっきりと晴れわたり、ポジティブになる。
人生に日が昇り、あらゆる影は消え失せる。
●バスケットボールの名コーチ パット・ライリー
「向上しつづけなければ劣化するだけだ」
●ウィンストン・チャーチル
「勝つチャンスがあるのに戦わずにいると、
じき、勝つチャンスがまったくない状況で戦うはめになる」。
変われるうちに変わるべきだ。
変わらざるをえなくなったときや、
変わる以外に選択肢がなくなったときではなく。
●KWINK分析
KWINK(Knowing What I Now Know)=
(いまわかっていることを前提とした)分析
あなたがいまやっていることで、
仮にいまわかっていることを前提として
もう一度最初からやり直すとしたら
やらないだろうと思うことはないだろうか?
いま直面している状況がゼロベース思考にふさわしい状況かどうか、
どうやって見分けるのか?
簡単だ。答えは「ストレス」だ。
●思考力を研ぎ澄ますための7つのR
(1)Rethinking(客観的に見つめる)
・自分は何をしようとしているのか?
・どういうやり方でやろうとしているのか?
・もっといい方法はないだろうか?
(2)Reevaluation(見直す)
ゼロベース思考を実践する。
いまとまったく違った方法でやったらどうだろう、と考えてみよう。
(3)Reorganizing(再編成する)
人材やリソースの配置を見直すことで、
いまやっている業務の効率や効果をアップする方法はないかと考えてみよう。
(4)Restructuring(重点配置する)
あなたが求める成果の80%を占める20%の活動に、
手持ちの人材やリソースを割り当てる。
(5)Reengineering(合理化する)
・単純化、合理化することでもっとスピーディに、
もっと低コストでやれる業務やプロセスはないか?
・人に任せたり専門の業者に
アウトソーシングできたりできる業務はないか?
・完全にカットしても
生産性や売上や収益にさほど影響がない業務はないか?
(6)Reinventing(改革する)
仮に最初からやり直すとしたらいまと違ったやり方をしたい、
という部分はないか、たえず考えてみよう。
・いまやっていないことで、やりたいことはないか。
(7)Regaining control(行動に出る)
上記の6つのRに対して出した答えをもとに、職場で具体的行動に出よう。
どの場合も、自分には限界はないと想像してみよう。
ビジネスや私生活において目標を達成するために
必要な時間や資金、才能や能力、友達やコネやリソースが
すべて手元にあると想像してみよう。
#読書 #人生訓