191211 ドナルド・トランプ、ロバート・キヨサキ/『黄金を生み出すミダスタッチ』読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★ドナルド・J. トランプ、ロバート・T. キヨサキ(著)、白根美保子(訳) / 『黄金を生み出すミダスタッチ―成功する起業家になるための5つの教え』
●内省的知能
「心の知能、感情知性(emotional inteligence)」などと呼ばれる。
これは、恐怖、欲望、怒り、悲しみ、愛情といった感情を
コントロールする能力だ。
たとえば、恐怖を感じた時、それに反応して逃げるか、
それとも自分自身に静かに語りかけ、
とっさに「反応する」のではなく、「対応する」か?
あるいは、怒りを感じた時、その怒りをコントロールするか、
それともそれを爆発させて、
あとで後悔するようなことを言ってしまうか?
そういった時に、内省的知能が発揮される。
内省的知能はまた、「成功知能」とも呼ばれる。
なぜなら、成功のためには、
ほかの知能と共にこの知能が必ず必要だからだ。
たとえば、言語的知能の天才でも、
内省的知能、つまり心の知能が不足していたら決して学ぶことはできず、
言語的知能の低い学生とまったく同じように失敗する。
また、身体運動的知能に恵まれたスポーツ選手でも、
自分の言葉に耳を傾け、それをコントロールすることができなければ、
プロレベルのスポーツ選手には決してなれない。
●強くなることは、傲慢な態度をとったり、意地悪をしたり、
他人に不快な思いをさせたり、高圧的な態度をとったりすることとは違う。
人間的強さはその人の心構えや、自制心、決意、やる気などに現れる。
●FOCUS=Follow One Course Until Successful.
●たいていの新米起業家はこんなふうに言う -
「すばらしい新製品のアイディアがあるんだ」。
製品は確かに重要だが、インテグリティとしては一番重要性が低い。
そう聞いて驚く人もいるかもしれないが、考えてみてほしい。
この世の中には「すばらしい製品」があふれているが、
その多くは市場に出ることすらないか、
あるいは出たとしてもすぐに死に絶える。
世界はすばらしい製品のアイディアには事欠かない。
あなただって、いくつもそんなアイディアを持っているかもしれない。
世界に足りないのは、
すばらしい製品に命を吹き込むことのできる素晴らしい起業家だ。
優秀な起業家は、B-Iトライアングル全体の構築にフォーカスすることで、
すばらしい製品のアイディアを
実際にすばらしい製品へ変える方法を知っている。
B-Iトライアングルは単なるコンセプトではない。
それは、成功を収めた多くの起業家たちが
それを中心に自分の会社を作り上げてきた道具だ。
●B-Iトライアングル 参考
https://www.richdad-jp.com/howto/
●もしあなたが人と意思の疎通を図るのに苦労しているとしたら、
それを克服するための一つの方法は、聞き手にフォーカスすることだ。
彼らは何を聞きたいと思っているのか?
どんな話をしたら興味を持ち、楽しんでくれるか?
ある意味でこれは交渉に似ている。
相手がどんな背景を持っているか、
どんな立場にあるかを知る努力をすることが大事だ。
そして、自分自信へのフォーカス度を弱めれば、気後れがなくなる、
あるいは少なくとも冷静な気持ちになれる。
●起業家 キャシー・ヒースリー
「人はよく、『ブランドはロゴだ』と思っている。
あるいは、広告キャンペーン、販売促進の道具だと思っている。
実際はそのどれでもない。
ブランドは二つの言葉で表せる -
あなたが外に発信する『約束』と、顧客に手渡す『経験』だ。
ブランドは起業家自身が表すものを基礎としている。
人があなたのブランドを見た時、あるいはその名前を聞いた時、
製品を使った時に、目に入ったもの、耳に聞こえたもの、
そして使った経験自体があなた自身が表すものを
彼らの心の中に呼び起こす引き金とならなければならない。
もう一歩先に推し進めて説明するとこうなる。
あなた自身、あなたの名前、あなたの製品、あなたが提供するServiceは、
顧客の中に感情的反応と知的反応の
両方を呼び起こすものでなければならない。
ハート&マインド・ブランディングは、
人は誰でも『心で買い、頭で正当化する』
という事実をもとに作られた方法だ。
言い換えれば、ブランドは
まず第一に感情的なものでなければならない。
そして、次に論理的なものであるべきだ。」
#読書 #ビジネス