200318 有光興記 / 『図解 マインドフルネス瞑想がよくわかる本』読書グラフィ今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★有光興記 / 『図解 マインドフルネス瞑想がよくわかる本』



●マインドフルネス

 心の働きがよけいなことをせず、

 なにごともシンプルに捉えられるようになれば、

 思い悩むことは減るはずです。


 心がそうした状態になっていることをマインドフルネスといいます。


 心がフル(完全)に働いているということですが、

 具体的には「気づく(認識する)」機能が十分に発揮されることをさします。



●多くの人は思い悩んで心の働きがにぶくなっている。

 たいていは現状に「気づく」だけでなく、

 すぐに「思う」「考える」もフルに働いてしまう。


 そうして多くの人の心は、思い悩むことが増え、

 働きがにぶくなっている。



●「ドゥーイング・モード(Doing Mode)」と
 「ビーイング・モード(Being Mode)」


・ドーイング・モード

 つねになにかを考えたり、行動しようとしたりしている状態。

 多くの人がふだん、無意識にこのモードになっています。


 生きていくうえでは、よく考えることも重要ですが、

 このモードのときには悩みが生じやすいという特徴があります。


ビーイング・モード

 考えに反応せず、あるがままでいる。


 人はビーイング・モードのときには、

 いま、ここで生きているということに気づき、

 過去や将来について、よけいなことを考えたりしません。

 シンプルに目の前のことに集中できます。


 意識的にこのモードの時間をつくることで、考えが整理され、

 悩みが解消されやすくなります。


・2つのモードは切り替え可能

 人はなにも意識しなければ、

 基本的にはドゥーイング・モードになっています。

 そのモードを、ビーイング・モードへと切り替えることができます。



●意馬心猿(いばしんえん)

 自分の意志は馬のように暴れ、心は猿のように動いて、

 おさえつけておけない。



●サンガ

 仏教では瞑想などの実践をおこなうコミュニティを「サンガ」といいます。



●無我

 仏教には「無我」という教えがあります。

 そもそも自分などというものはないという意味です。


 人間は自分らしくあろうとすると、欲求にとらわれます。

 わがままをしているかぎり、苦しみが生まれ続けるのです。


 瞑想にとりくみ、「自分らしさ」や

「本当の自分」などの呪縛から逃れましょう。



●ジャスト・ビー・アウェア(ただ気づけばよい)

 重要なのは、「ただ気づくこと」です。


 集中できないことに気づく。

 日頃さまざまな感覚を見過ごしていたことに気づく。

 気づくことそのものが大切なのです。



#読書 #養生訓 #健康

有光興記 / 『図解 マインドフルネス瞑想がよくわかる本』