190418 松藤民輔 / 『反転する世界を読む技術 ぼくの超投資勉強法』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★松藤民輔 / 『反転する世界を読む技術 ぼくの超投資勉強法』
□『アメリカ経済終わりの始まり』
●CNBC(ダウ・ジョーンズとNBCが共同設立した放送局)
ビッグ予算イベント・ランキング(ワースト14)(2008/11/14)
1位 金融危機対策 2008年 7000億~3兆8000億ドル
2位 第2次世界大戦 1941-1945年 3兆6000億ドル
3位 NASA 1958-2008年 8510億ドル
4位 ベトナム戦争 1964-1972年 6980億ドル
5位 第2次湾岸戦争・イラク戦争 2003-2008年 5970億ドル
6位 ニューディール政策 1933-1943年 5000億ドル
7位 朝鮮戦争 1950-1953年 4540億ドル
8位 S&L危機対策 1986-1995年 2560億ドル
9位 月面着陸計画 1958-1969年 2370億ドル
10位 ルイジアナ州購入 1803年 2170億ドル
11位 マーシャルプラン 1948-1951年 1150億ドル
12位 第1次湾岸戦争 1990-1991年 980億ドル
13位 パナマ運河 1904-1914年 79億ドル
14位 フーバーダム 1930-1935年 7億8200万ドル
・現在価値に換算したコスト。
※第2次世界大戦のコストより高い金融危機対策って・・・
●ダボス会議(賢人会議)
●増田正美(ますだまさよし)
東京工業大学 教授 → 人気投資家 に
●芥川龍之介
「運命は性格が引き寄せる」
●投資の格言
「まだはもうなり、もうはまだなり」
「鯛の頭と尻尾はくれてやれ」
「見切り千両、損切り万両」
□『日経会社情報』
□『会社四季報』
●ある投資家
「研究開発費」「金融収支」「平均年齢」に注目するという。
●松藤流「透具」
(1)ビッグ・ピクチャー
金価格とNYダウをCPI(消費者物価指数)で調整したチャート。
(2)BDI(バルチック海運指数、バルチック・ドライ・インデックス)
ロンドンのバルチック海運取引所が算出する外航不定期船の運賃指数である。
バルチック海での貿易に関わる船価、石炭の価格、船員の賃金等を指標化したものだが、
このBDIがNYダウの先行指標であることをご存じない投資家は少なくない。
(3)VIX(ボラティリティ・インデックス、別名 恐怖指数)
米国CBOE(シカク・オプション取引所)がつくりだした
「ボラティリティ・インデックス」の略称である。
S&P500を対象とするオプション取引の値動きをもとに算出公表されており、
将来の投資家心理を示す数値として知られている。
(4)GSR(ゴールド・シルバー・レシオ)
金の価格を銀のそれで割った比率のことで、金が銀の何倍で買われているかという指標である。
金価格と銀価格の比率が大きく変わると、統計的にNYダウが暴落する確率が高い。
チャートを30年ふり返ってみると、50を割ったとき、
あるいは100になるとっきに株式市場では暴落が起きている。
(5)RGP(リアル・ゴールド・プライス)
金価格を商品指数(CPI=消費者物価指数)で割ったチャート。
過去のバブル崩壊は、金の名目的上昇よりも
このRGPの上昇のほうが、正確にその上昇幅と時期を示している。
(6)BKX(フィラデルフィアKBW銀行株指数)
取引所とナショナル・マーケット・システム上場のマネーセンターバンク、
さらに地方主要金融機関24銘柄で構成されいる金融セクターのパフォーマンスを示している。
この指標は、株価の大底を確認する指標とも言われており、
NYダウやS&P500よりも早く動く傾向があって、
BKXが安値を切ってくると数日後にNYダウやS&P500が影のように追いかけてくる。
とくに金融危機相場では、銀行株がNYダウを先導するだけに注目の指標である。
(7)DX(米ドル指数)
ユーロや円など主要6通過に対する米ドルの強弱度を包括的に示す指数である。
NYダウが上昇すると下落する。原油価格が上昇するとNYダウも上昇する。
(8)LIBOR(London Inter-Bank Offered Rate、ライボー)
ロンドン銀行間取引金利のことである。
(9)石油株価指数
株価は、現物より正確に未来の現物の方向を示すことを覚えておきたい。
株式投資に現を抜かすより、現物との比較を学んだほうが時代は見えてくるものなのである。
石油株価指数は、より透明に原油の未来を示してくれている。
(10)カナダドル指数
カナダドルと穀物市場には、大きな「correlation(相関関係)」がある。
●いくらすばらしいデータやチャートがあるといっても、
それらはあくまでも「材料」でしかない、ということだ。
材料は材料。それだけで判断することはできない。
材料を吟味し、料理するのはぼく自身であり、あなた自身なのである。
●投資とは未来を”透視”すること
●銘柄によっては、いつも夏に上昇するとか、
このシーズンに決まって暴騰するなどというように、
シーズンによって株価が上下動する
「循環性」「季節性」があるものも少なくない。
※実践は自己責任で。
#読書 #財テク