190423 岡本和久 / 『「確定拠出年金」最良の運用術』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★岡本和久 / 『自分でやさしく殖やせる「確定拠出年金」最良の運用術』
●アセット・ロケーション
資産を運用する場所、
つまり資産を「最適と思われる口座で運用する」ことを意味します。
最適と思われる口座というのは、
主として税制面の恩恵を受けられるかどうかや、
運用に際しての利便性の適否などで決めることになります。
個人が持てる口座は税制上、4種類あることになります。
(1)課税口座(銀行、証券会社など)
(2)確定拠出年金
(3)NISA
(4)財形貯蓄
●資産運用のプロセス
(1)投資環境の把握
(2)運用基本方針
(3)具体的な投資対象の選択
(4)取引執行
(5)管理
●NISAの場合は子どもの大学進学費用など使うことが決まっている、
あるいは使う可能性が高い資金に適しているといえます。
5~10年以内に予定される大きな支出のために用いる。
あらかじめ使用する時期が予想されるお金の運用に用いるというイメージです。
●フォーミュラ(Formula)投資
どのように投資するかという方法を事前にフォーミュラ(規格)化して投資すること。
(フォーミュラ 出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%A9)
●ドルコスト平均法
定期的に一定の金額を投資していくというもの。
●著者が
グローバルな株式インデックス投信または
上場投資信託(ETF)がそのための最適な投資対象だと考えるポイント
(1)われわれの生活は世界中の企業によって支えられている。
したがって株式投資によりそれらの生産設備を保有することは
購買力維持の観点から効果がある。
(2)世界経済は今後も拡大が続くことが予想されるから、
世界全体の企業に投資することによって、
購買力の維持に加え、「プラス・アルファ」のリターンを得られる。
(3)海外企業は概して日本企業よりも収益率が高い。
(4)海外大手企業は概して株主を重視する。
(5)株価面でも最大限の分散効果を得られる。
●ドルコスト平均法の限界
ドルコスト平均法は、、
最終的に少しでも株価が上昇していないと効果が十分に発揮されません。
●資産運用に潜む3つの魔
(1)無知
「投資は怖い」と思い込み、博打のようなことはすべきではない
という考えに凝り固まっている状態です。
(2)恐怖
長期投資の途中には、幾多の暴落、バブル崩壊、危機などが起こります。
(3)欲望
もっと早く、もっとたくさん儲けることができるに違いない。
※実践は自己責任で。
#読書 #財テク
「確定拠出年金」最良の運用術 827円 |