190422 吉越浩一郎 / 『「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★吉越浩一郎 / 『「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。』



●社長の職を全う(まっとう)するのに不可欠な要素


(1)アントレプレナーシップ

日本語だと「起業家精神」だが、

ここで私の言うアントレプレナーとは、もっと具体的に、

「常に全体最適を考えて最適なジャッジメントを下せる人間」

という意味だ。


部分最適」を求める社員を根気強く説得し、

ときには流血の修羅場も辞さない覚悟で「全体最適」を実行するのが、

社長の仕事なのである。



(2)倫理観

自分に厳しく、高度な倫理観を持っている。



私(著者)自身は決して聖人君子ではない。

けれども、社長の一挙手一投足には、

内からも外からも常に厳しい視線が注がれていて、

権力を自分のために使えば、それがどんなささいなことでも、

いずれ必ず明らかになる。


だから、自分が社長になるにあたって、

人に後ろ指を指されるようなことは絶対にしんたいと心に誓ってきた。



●元GE CEO ジャック・ウェルチ

リーダーシップを発揮する人の条件 4E


(1)Evergy

仕事を成し遂げる情熱がある。


(2)Energize

人を刺激して行動させられる。


※energize・・・活力を吹き込む、活気づける

(出展:https://eow.alc.co.jp/search?q=energize


(3)Edge

自他ともに厳しく、困難な決断も躊躇しない。


(4)Execute

実行力がある。


●私(著者)は、これに5番目として付け加えたい


(5)Ethic

倫理観の持ち主である。


※ethic・・・倫理、道徳。

(出展:https://eow.alc.co.jp/search?q=Ethic



●MOOC(Massive Open Online Courses)

アメリカの大学によって運営されているサイト。

ここにアクセスすればスタンフォード、MIT、ハーバードなど

海外の一流大学のオンライン授業に無料で参加できる。



チャールズ・ダーウィン

最も強い者が生き残るのではない。

最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残るのは、変化できるものだ。



●社長を目指すと自然に身につく「9つの仕事術」

(1)リーダーシップ

(2)マネジメント力


・マネジメントの語源には単なる「管理」や「担当」ではなく、

「なんとかやりきる」という意味が含まれている。

この「なんとかやりきる」の部分こそがマネジメントの真髄だといっていい。


レーニン 「Trust is good, control is better」

著者の元部下「Trust is good, check is better」

組織が大きくなると、マネジャーがすべてを把握するのは簡単ではない。

だからこそ仕事を任せ、さらに確認することが大事なのである。



(3)問題解決力

Amazon ジェフ・ベゾスCEO 雑誌記事


ある部屋がすぐにほこりでいっぱいになるので、

簡単に掃除をする方法がないか会議で話し合っていた。


しばらくして、1人の社員が、


「それよりもどうしてその部屋だけがほこりが多いのか、

 原因を明らかにするのが先じゃないでしょうか」


ジェフはそれを聞き、これこそが「カイゼン」だと気づいたという。


・全体が見えるまで情報を集めればいい。

問題の全容が判明したら、すでに8割は解決しているといっていいだろう。

具体的な対処法は、ロジックで詰めていけば必ず見つかる。

情報が十分なら、誰が考えても、同じ解決策に行きつくはずなのである。


(4)危機管理能力


(5)交渉力・コミュニケーション力


・コミュニケーションの基本は、

相手が納得するまで根気強く説明するということである。

普段からこのことを意識して仕事をすること。

途中で投げ出さなければ、

必ずきちんとしたコミュニケーションができるようになる。


(6)先見性


(7)判断力


(8)秘書活用力


(9)大局観



#読書 #人生訓 #ビジネス