190510 松下幸之助 / 『指導者の条件』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

松下幸之助 / 『指導者の条件』



●決意を強める


臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

復讐を成功するために苦労に耐えるという意味

(出展:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A5%E8%96%AA%E5%98%97%E8%83%86 )



●謙虚である

前田利家 家来に礼状を書かせた際、

「(前略)特に、目下の人への手紙は、

 丁重に書けば書くほど先方はうれしく思うものだ。

 目下だからといって見下した書き方をすれば、

 いかにも自分とお前とはこれだけ位がちがうといわんばかりで、

 そんなことは小身の愚か者のすることだ」



●志をもつ

・ウィリアム・クラーク博士 「少年よ、大志を抱け」

孔子 「われ十有五にして学に志す」

日蓮上人 十二歳のときに「日本一の智者になろう」という志



●ことわざ 「棒ほど願って針ほどかなう」



●こわさを知る

宮本武蔵

「(自分ほどの)腕があっても、なかなか敵には勝てないものだ。

 試合などめったにするものではない。

 試合を望む者があれば、早々にその所を立ち去るのが、

 真に兵法の真髄を知った者といえるのだ」



孔子 四十六歳も年下の弟子 曾参(そうしん)

 有名なことば


「私は、毎日三つのことについて、みずから反省している。


 第一は、人のために考え行動しながら、

 かえって忠実さを欠くことはなかったか。


 第二は、友人との交際で信義を欠くことはなかったか。


 第三には、学んでもいない、自分でもよくわかっていないことを

 人に教えたりはしなかったか、ということだ」



●衆知を集める

 大将というものは、あやまりなく事を進めていくためには、

 できるかぎり人の意見を聞かなくてはいけない。


 一人の知恵というものは、しょせんは衆知に及ばないのである。


 人の意見を聞かない指導者はともすれば独断に陥り、あやまりやすい。


 また人心もそういう指導者からはしだいに離れていってしまう。



●仁慈の心

 仁徳(にんとく)天皇は、

 国中に炊事のけむりの乏しいのを見て人民の困窮を知り、

 三年間課役を中止し、三年たって国中にけむりが満ちはじめて、

「民富めり」と再び租税を課しておられる。


 その間は皇居も荒れはて、雨がもるほどであっても、

 修理されなかったという。



●辛抱する

 耐えがたきを忍びつつ、退くべき時に退き、避けるべき戦いを避けて、

 忍耐強く時を待つということは、実際は非常に勇気がいることである。


 そういう態度は、その時はおおむね賞賛よりも、

 非難、軽蔑を招くからである。



●誠実である

 誠実な人はありのままの自分というものをいつもさらけ出しているから、

 心にやましいところがない。


 心にやましいところがなければ、

 よけいな心配をしたり、恐れたりすることなく、

 いつも正々堂々と生きることができる。


 それを、自分をよく見られたい、

 よく見られようなどと考えて、あれこれ作為をすれば、

 その作為のためにいらざる気を使うということにもなろうし、

 そのことが一種のうしろめたさともなって、

 力強い信念に満ちた活動もできにくいだろう。




#読書 #人生訓