190528 本田直之 / 『ノマドライフ』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

本田直之 / 『ノマドライフ 好きな場所に住んで、自由に働くために、やっておくべきこと』




「趣味を仕事にしよう」

「好きなことを仕事にしたい」


時折、こう言う人がいますが、わたしは「ちょっと違う」と思っています。

そうではなく、垣根をなくすという考えのほうが、

大事だと感じるのです。

これも仕事だしこれも遊び、といった具合です。



●自由と生産性のマトリックス

                                 生産性が高い

                                       ↑
 優秀な                            │ ノマド
 経営者あるいは                 │ ライフスタイル
 ビジネスパーソン                │
                                          │ 
 場所と時間の制約があって  │  場所と時間の制約なしで
 生産性の高い仕事をする     │  生産性の高い仕事をする
                                          │   
← 場所・時間の制約あり ──+── 場所・時間の制約なし →
                                        │
 会社に依存する                  │  ワンダラー
 ビジネスパーソン                │(放浪者)
                                          │
 場所と時間の制約があって  │  自由な時間はあるが、
 生産性が低い仕事をする     │  持て余していて、生産性が低い
                                          ↓

                                  生産性が低い



●今の自分の状況に満足しているなら、それでいいのです。

 すべての人が

 ノマドライフに無理に移らなくてはならないわけではありません。



●アフォーダル・ロケーション(affordable location、a.l.)

 住居費や食費などの生活費を低コストに抑えることができ、

 リーズナブルに生きられる場所に住みながら、

 本社がある首都圏と同じ給与体系で働いているということです。


 わかりやすくいえば、入ってくるお金は都心並みに高く、

 生活費は地方並みに低い。

 単純に差し引きすれば、可処分所得が増えます。


 アメリカでは、低家賃で住める良質の住宅をある一定量、建設することを

 ディベロッパーに義務付けているところもあります。

 これをアフォーダブル・ハウジング

(affordable housing、支払い可能な住宅)といい、

 a.l.はここから転じて著者が造った言葉。



●北欧に行ったとき、面白い話を聞きました。

「シンプルな暮らしを求めていくと、

 限られたなかで楽しみを見つけるようになる」



●減らすこと、シンプルになることが豊かさにつながり、

 幸せが増えていく時代です。


●タクシー
□km-IVR
□MK


●エアライン検索
□スカイスキャナー(www.skyscanner.jp)
□シートエキスパート(seatexpert.com


●ラウンジガイド www.loungeguide.net

世界中の空港のラウンジ情報。

静かな場所、モバイルが使える場所、シャワーの有無など、

待ち時間を快適に過ごすための情報。


●トリップアドバイザー www.tripadvisor.jp

世界の街のホテル、レストラン、名所の口コミ情報が載っている。


●Triplt

オンラインでホテルやエアを予約すると、

自動的に旅程をオーガナイズし、それがカレンダーにも同期されるアプリ。



ノマドライフというのは、

 これまでにはなかった人生の選択肢のひとつです。


 肝心なのは、「自分は何を選択するか」。

 鍵はいつもこの点にあります。


 増やすのではなく、削ぎ落として本当に必要なものを選び、

 さらに減らしていく時代です。


 増やすことばかりを追求してきた人たちにとってみると、

 その「選んで減らす」ことがとても難しいかもしれません。


 でも、減らすことによって自由度が増し、

 自由度が増すにつれ、だんだんどこにいても生活でき、

 どこにいても仕事ができるようになってきます。



●ネオシンプル思考とは、多くをもたず、

 必要最低限のモノをフル活用し、

 自由でしばられない生活を享受しようという考え方です。


 ネオシンプルは、「モノがなくても我慢して生きる」

「少ないお金で生活する」というものではありません。


 持てるけど、持たないという価値観。

 節約ではなく、選択。


 暮らしでも仕事でも、やり方を工夫し、追求した上でのシンプル。

 減らすことで自由が増えるという、

 いわば前向きなシンプルが、ネオシンプルということです。



●アイデアと移動距離は比例する。



ジャック・アタリ『いま、目の前で起きていることの意味について』

人間の歴史は流浪(ノマデイズム)とともに始まるのであり、

人間が世界を見いだしたのは動くこと、流浪することによってである。

(中略)

人類が生き延び進歩してきたのは流浪生活のおかげだ」



□『本田直之式ハッピー・ワークスタイル』



●わたしはモチベーションが上がる下がるというのは、

基本的にないようにしています。


というより、モチベーションが下がった、などとは思わないようにしています。

実際にはそうなっているのかもしれませんが、思っても意味がない。


でも、常にやる気をキープできるかというと、

やはり時にはだらけたくなるもので、

自分のモチベーションをキープするための仕組みとか、

下がりそうになったときにキープするようなものは、

何か用意しておいた方がいいと思います。


わたしの場合は、よくドキュメンタリーの映画とか、本などを読みます。

困難な状況にある人たちがそれを乗り越える、というような実話。

そういうものを見ると、やる気が出るというか、

こんなにわたしは大変ではないなと思う。

ちょっとしたことで大変だなどと思うこと自体が、

間違ってるなと思えるのです。


例:映画『クラッシュ』、『アライブ 生還者』

  本 八甲田山での遭難事故の関連書籍 など


#読書 #人生訓