190531 デービッド・A. アーカー『カテゴリー・イノベーション』 読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★デービッド・A. アーカー (著)、阿久津聡、電通ブランド・クリエ-ション・センター (訳)
/ 『カテゴリー・イノベーション―ブランド・レレバンスで戦わずして勝つ』
●レレバンス=relevance
関連(性)、適切さ、妥当性。
(出展:https://ejje.weblio.jp/content/relevance)
●他社レレバランスを失わせるような
新しいカテゴリーあるいはサブカテゴリーの創出に関連する4つの課題
(1)コンセプトの創出。
(2)コンセプトの評価。
(3)カテゴリーあるいはサブカテゴリーの枠組みを決める。
(4)他社に対する参入障壁をつくる。
●「コンセプトの創出」のカギを握る要素
(1)満たされていないニーズ。
(2)組織のクリエイティビティ。
●組織のクリエイティビィの指針
・好奇心旺盛であれ。
好奇心は発明の母。
・情報に浸る。
情報は発明の生命線。
広範な知識ベースをもてば、さまざまな情報を組み合わせて
イノベーションの基盤にすることができる
役立つ情報を飽くことなく求め、
タイミングよくその情報に基づいて行動する能力をもつとよい。
・多様な人たちと接点をもつ。
人が違い、組織が違えば、異なる知識ベース、経験、観点を提供できる。
創造力の源はアイデアを組み合わせること。
・ブレインストーミングの方法を知り、活用する。
・新たな観点に立たせる。
出されたアイデアに疑問を呈し、
もっと考えさせるようにすることがポイントだ。
・画期的なアイデアだけを求めない。
イノベーションは、単純なアイデアであることもある。
必ずしも変革的な技術を必要とするとはかぎらない。
イノベーションとは飛躍的に新しく、
今までとまったく異なっている必要があると考える人がいる。
それは誤解だ。
ほとんどのイノベーションは、
今あるものを新しい方法で組み合わせたものか、
既存テクノロジーを別の方法や違う目的に使ったものだ。
●IDEO(アイデオ)社
ブレインストーミングを効果的に行うためのガイドライン
(1)取り組む意欲を高めるような、問題を説明したよい文書があること。
(2)一定の時間、批判や評価を止めること。
その間、できるだけたくさんのアイデアを出すことを目標とし、
風変わりなアイデアでも発展させる。
(3)場が停滞してきて、アイデアがあまり出てこなくなったら、
別の角度から始められないかを探る。
非現実的なものでもよい。
(4)経験者たちである場合は除き、緊張をとり除き、
お互いに打ち解ける時間を設けることである。
#読書 #ビジネス #アイデア