190903 ジム・レーヤー / 『成功と幸せのための4つのエネルギー管理術』

読書グラフィ 今日読んだ本

★ジム・レーヤー、トニー・シュワルツ(著)、青島淑子 (訳) / 『成功と幸せのた

めの4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス』



●頭脳のエネルギー状態を最適にもっていくために大切なのは、

「頭脳の準備」「視覚化」「自分に対する前向きな語りかけ」

「効果的な時間管理」「創造性」といった、頭脳の「筋肉」の働きである。



●脳は

「使わないと萎縮し、活発に動くと容量が増える」

 という筋肉のような特質を持つことが、数々の研究で明らかにされている。



●ネガティブな考え方に理があるように思えるときの自問

「この場合の最悪の事態って何?

 もし全部が悪い方に転がったとしても、

 この世の終わりってわけじゃないよね?」



●精神面の許容量を増やすには、

 私利私欲を超えた何かのために自分をある程度犠牲にすることが必要となる。


 私たちはたいてい自分優先で物事を考えているので、

 自分から目を離そうとすると、

「自分の存在自体が危うくなるのではないか」という強い不安を覚えることもある。


 他人に神経を集中させてしまったら、

 私のことは誰が考えてくれるのだろう、というわけだ。


 何らかの目的、または他人への奉仕のために自分を二の次にできる-


 これは、勇気がある印なのである。


 皮肉なことに、自分のことばかりにかまけていると、

 そのうちエネルギー切れをおこし、うまく実力を発揮できなくなってしまう。


 自分のことで頭がいっぱいであればあるほど、

 積極的な行動を起こすために必要なエネルギーが涸渇(こかつ)するのである。



ニーチェ

「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐えうる」



●時間がなくなってきても話が終わらないときには、そこで中断し、

『大変申し訳ありませんが、次の約束があります。

 相手を待たせないことを何より大事にしておりますので、

 改めて時間をとらせていただけませんか。』と申し出るのです。



●意見の対立が見られたときは、まず自分の心に第一問を投げかけるのである。


「私が正しいと思うのはどちらだろう」。


 そして心の声に耳を澄ます。


 この儀式をおこなうことで、彼は他人の意見に引きずられにくくなった。


 あまりにも簡単に誰かに同調しそうになったときは、第二問。


「私は誰かを喜ばせようとしていないか。」



※実践は自己責任で。



#読書 #人生訓