190904 藤田晋/『藤田晋の成長論』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★藤田晋/『藤田晋の成長論 ブレずに、逃げずに、成長し続けるための50のメッセージ』
●「自分には運がない」と嘆く人は、
招くべくして運が悪いと思える状況を作っています。
はたから見るとかわいそうで同情したくなることもありますが、
自業自得のケースがほとんどです。
冷静に悪い状況に陥った原因を探ると、
以前からある目の前の問題を直視しようとせず、
将来に向けての対策を打たなかったことがマイナスに作用しています。
※さすがにすべてはあてはまらないだろう。一部の事例に関してと認識。
□『ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階』
「不適切な人材と適切な人材の違いでとくに目立つ点の一つは、
不適切な人材が自分はこれこれの『肩書』をもっていると考えるのに対して、
適切な人材が自分はこれこれに『責任』を負っていると考えることである。」
●レピュテーション・リスク
企業に対する否定的な評価や評判が広まることによって、
企業の信用やブランド価値が低下し、損失を被る危険度。
評判リスク。風評リスク。
(出典:https://kotobank.jp/word/レピュテーションリスク-680581)
●「ネガティブに考え、ポジティブに生む」
職場がポジティブな空気で満たされると、
いつの間にか「前向きさ」は、「行き過ぎた楽観」に変質し、
それによって重大な問題を見過ごす危険性が出てきます。
企画や戦略は、ポジティブな姿勢で立案することが大切ですが、
検討の過程では
徹底的にネガティブに考えて問題を潰していくべきだと思います。
ポジティブな人が勢いに任せて作ったものと、
否定的に検討し尽くされて出来上がったものでは、完成度が全く違います。
勢い任せだと、当然浅はかなものになります。
「慎重に、懐疑的に、注意深く、絶対に良い結果を出すという強い意思を持つ」。
ポジティブな人ばかり集まる職場では、
否定的な指摘はしにくいかもしれませんが、
雰囲気に流されないよう注意してください。
時折、「本当に大丈夫か」と自問自答する習慣を身につけましょう。
●悩み続けないために、明確な”軸”を持つ。
仕事については、将来のビジョン、今年の決算の目標、今月の目標など、
自分の中で明確な目標を持っています。
これらを軸に判断すれば、簡単に合理的な答えを導き出せます。
判断基準となる軸さえ持っていれば、
「それはないな」「これは絶対やった方がいい」と
シンプルに考えられるわけです。
悩み続けるのは、軸がないからで、軸さえ持てば悩み続けることはありません。
●
「圧倒的な強みを持つまでは、弱みには目をつむり、
徹底的に強みを伸ばすことを最優先する」
勘違いしてほしくないのは、
弱みの克服から手をつけるやり方が得策ではないだけで、
弱みの克服そのものはムダではないということ。
●先入観を捨て、「やらされている感」を一掃
どのような仕事であっても、変な先入観は捨て、
好奇心を持って臨むことが大切です。
それが結果を生み、自分を成長させることにつながります。
●”他人の嫉妬”とうまくつき合う
嫉妬は誰でもが持つ感情ですので、どうやっても避けられません。
そう割り切り、嫉妬される理由を
”相手の立場に立って”受け止めれば、嫌な思いを”緩和”できます。
嫉妬対策の基本は、ディフェンス一本に絞ること。
「守っている」という意識さえあれば、
頭にくる噂を流されても冷静に対処できます。
対処方法としてやめた方がいいのは、対決姿勢を取ること。
そんなことに時間を費やすことは、それこそ相手の思うつぼです。
「今は我慢する時」と考えて耐えるのではなく、
嫉妬はあるべきもの、ずっと長くつき合っていくものとして
達観してほしいと思います。
そうすればストレスをため込まずに済むでしょう。
嫉妬は人の醜い心理ですが、私の中にも少なからずあります。
どこに行っても何歳になっても消せないものだからこそ、
うまくつき合う方法を確立してください。
#読書 #人生訓