190912 ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★ブライアン・トレーシー / 『視点を変えれば運命が変わる!』



●生産性の高い人は、

 大して値打ちのないタスクを先延ばしにする。


 いわば「クリエイティブな先延ばし」である。


 ところが、生産性の低い人は、

 値打ちのある仕事を先延ばしする。



●先延ばしグセを退治する いくつかの方法

(1)その日の仕事にとりかかる前にまず、

 やるべきことを全部網羅したリストを作る。


(2)最重要なタスクを選び、

 そのタスクを完了するためにとりうるステップを

 すべて網羅したリストを作る。


(3)「サラミのスライス」法を実践する。


 大きなタスクの端っこを切りとってそこだけやろう。


 これでプロジェクトにとっかかりができ、

 先延ばしグセが解消することがよくある。


(4)「スイスチーズ」テクニックを使う。


 大きなタスクの一部を切りとり、

 その部分をいますぐ終わらせるぞと決意するのだ。


(5)自分にごほうびをあげる。


(6)10分きざみで仕事をしよう。

 10分間だけ全力投球で仕事するぞと決意しよう。


(7)必要なものを全部手元に準備してから仕事にかかる。

 すんなり仕事にとりかかれることが多い。


(8)大きなタスクには80:20ルールをあてはめる。


 あるタスクの最初の20%が、

 全タスクの価値の80%を占めることは珍しくない。


 まずは最初の20%をやろうと決意しよう。


 それで先延ばしグセの最大の壁を超えられることがままある。


 仕事で成功するための最大の鍵は、

 タスクを完了することである。


 そのための唯一最強のタイムマネジメントツールはおそらく、

「一点集中」だろう。


 つまりいったん最重要タスクにとりかかったら、

 そのタスクが完了するまでは

 100%それだけに集中する習慣をつけることだ。



アリストテレスによれば、

 人間のあらゆる行動の目的は、

 いま以上の幸せを達成することにあるという。


 幸せの定義は人によって違うけれども。



●心理学では、成人してから生じる問題の大半は

 幼少期の「愛情の撤回」に起因するというのが通説となっている。


 幼少期の「愛情剥奪」経験、

 つまりいったん与えられた愛情を撤回された経験こそは、

 成人の人間性をゆがめる最大の元凶だという。


 子どもは愛情を必要とする。


 無条件の愛情を惜しみなく注がれつづけてこなかった子どもは、

 長じて傷つきやすくなり、

 やがてはあらゆるネガティブ感情を抱きやすくなってしまう。


 英国の詩人アレキサンダー・ポープの言葉に、

「枝を曲げれば木も傾く」というのがある。


 ネガティブな子ども時代を過ごした人はネガティブな大人になる。



#読書 #人生訓