190925 藤田晋 / 『藤田晋の仕事学』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

藤田晋 / 『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』



●モノマネはダサいが成功の早道

最初から独自性を重視し、ゼロから作り上げることにこだわると、

目的とするゴールにたどり着くまでに途方もない時間がかかります。


立ち上げにもたつくと、先行者メリットもなくなります。


独自のアイデアを持っていたとしても、

既に経験豊富な先行者たちが”捨てた”アイデアだという可能性もあります。


新しい事業に挑む時は、十中八、九の確率で

成功している事例のモノマネから入るのが正しい解と言えます。


最大の利点は、先行者たちが費やした時間や労力を大幅にカットできること。


モノマネは言葉の響きこそ良くありませんが、

ビジネスチャンスをモノにするにはとても有効な手段です。


良い事例は、見習うべき手本としてマネしましょう。



●変なこだわりでマネを拒否し、独自性に執着するのはいけません。


 また、いつまでもモノマネの域から脱しないのもダメです。


 マネから入り、経験を積んで、そこから独自性を出す。

 この考えが大切です。



●当社には新規事業の「撤退の法則」があります。


 事業を「J5」~「J1」の段階を経て拡大しています。


 J5から始まって最初の9か月で

 月額の粗利益500万円を達成できればJ4に昇格、

 できなければ撤退です。


 さらにJ4に昇格した後もクリアすべき数字が決まっています。



●新規事業に限らず、私の経験から失敗する可能性が非常に高いと感じるのは

「納期遅れ」や「締め切り遅れ」が起きた時です。


 商品の納期にしろ日常の仕事の書類の提出にしろ、

 あらかじめ決まっている期限から遅れるといったことがちょっとでも起こると、

 全体の歯車が簡単に狂います。



●「挑戦した結果の敗者にはセカンドチャンスを」



ゴーイング・コンサーン =継続可能な事業体



●問題が起きた時は最低ラインを早く引く。


 仕事で何か問題が起こると、少なからず焦りますよね。


 こんな時、一番効くなと思うのは、私が早く最低ラインを引くことです。


「Aは最悪ダメになってもいい。ただ、BとCは守ってくれ」

 といった感じです。

 最低限、ここまでやればいいということを示してあげるのです。



●人を動かすのは言葉より環境。


 なだめすかしたり、会話のテクニックを駆使しても

 人を動かせないことがあります。


 そんな時、最初に振り返ってほしいのは、言い方どうこうよりも、

 説得するための「環境作りはできていたか」ということです。


 部下に何かを学ばせたいのであれば、口で説教をする前に、

 課題を与えるなどして勉強せざるを得ない状況を作ってしまう、

 といったことも環境づくりです。


 例:

離職率を低く抑えるために、

 社員自身が新たな人材を当社に紹介するのを奨励する。


 なぜなら、直接の知り合いの紹介によって入社した人は、

 社内にいる紹介者の手前、仕事に一層熱心に取り組むだけでなく、

 心情的に会社を辞めにくい、

 すなわち離職率低下につながるという効果が見込めるからです。



●私は若いうちは、お金は貯めるよりも使った方がいいと考えます。

 貯めてばかりいると、

 いざお金を使わざるを得なくなった時に、

 上手に使えなくなってしまうからです。


 しかし、「どんどん使え」と言うと、

 自分に都合よく解釈する人が出てきてしまうかもしれないので、

 一言つけ加えておきますが、使うということは、当然、

 その分、お金を生み出すということが前提になります。



新経済連盟

https://jane.or.jp/


※不勉強で存在を知らなかったけど、経団連より新しくて良さそう。



#読書 #ビジネス #人生訓