191220 日経メディカル開発 (編) / 『心臓病とこころのケア』 読書グラフィ今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★日経メディカル開発 (編) / 『心臓病とこころのケア』



イースト・カロライナ大学 教授 サミュエル・シアーズ

「一番大事なことは、

 ペースメーカーやICDなどのデバイス治療を受けた人自身が、

 このデバイスを植え込んだために、生活がより安全になったと感じ、

 自分の人生を自信を持ってアクティブに生きられるようになることです。」



●(ICDについて)電気ショック作動への精神的・物理的準備と対処法


・作動は起こるものと認識して準備する。


(1)ICD手帳

(2)服用している薬剤のリスト

(3)主治医の名前と電話番号

をまとめて常に携帯します。


・作動後の行動プランの作成

 実際に作動が起こったらどうするのか、

 主治医によく相談してまとめておくことが大切です。


・作動直後は、呼吸を整えてリラックスすることに集中。

 落ち着いたら行動プランに従って対応する。


・ポジティブに物事を考えて、徐々に元の生活に戻す。

 多くのICD患者は、将来の作動を避けるために活動を自粛しがちですが、

 これでは作動は避けられずQOLを下げてしまいます。


 ICDショックは日常生活のいかなる時にも起こり得るもので、

 患者の行動だけで抑制できるものではありません。


 むしろ積極的に元の生活ができるように取り組むことが大切です。



#読書 #養生訓 #健康
 

 

日経メディカル開発 (編) / 『心臓病とこころのケア』