200525 吉岡行雄 /『起業を決めたその日から朝晩2時間の習慣を変えなさい!!』読書グラフィ
読書グラフィ 今日読んだ本
★吉岡行雄 / 『起業を決めたその日から朝晩2時間の習慣を変えなさい!!』
●事業計画書
「誰のために作成するのか」「なぜ作成するのか」
という視点をもたなければなりません。
●事業計画書の6つの役割
(1)起業の決意を示す。
(2)課題を明らかにする。
(3)成功への裏づけを示す。
(4)多くの人の共感・協力を得る。
(5)ボトルネック(効率の悪い部分)を明らかにする。
(6)リスクを冷静に見つめる。
●事業計画書を作成するときの6つのポイント
(1)明確であること。
起業する人の意思を伝えるため、
曖昧な表現を避け、明確に書きます。
(2)完全であること。
起業に関わる事項のすべてを網羅します。
(3)簡潔なものにすること。
長々とした回りくどい文章は避け、
単刀直入な言い回しをするようにします。
(4)素直に書くこと。
事業のプラス面を大げさに表現し、
マイナス面を小さくするなどの隠ぺいは避けるべきです。
事実に沿って、ありのままを書くことが大事です。
(5)控えめに表現すること。
ビジネスプランの内容はすべて仮説です。
仮説は大きくも、小さくもできますが、
仮説段階では控えめに書くことが重要です。
(6)体裁を整えること。
事業計画書は、他人に理解してもらう必要があるので、
見やすさや読みやすさを考えましょう。
●事業計画書 集約すべき4つの事項
(1)エグゼクティブ・サマリー
事業概況、市場環境と経営戦略、アクション・プランの項目を
コンパクトにまとめます。
(2)事業概要
(2)-1 会社概要
(2)-2 開業目的
(2)-3 経営理念とビジョン
(2)-4 ビジネスモデル
「何を」(商品・サービス、競合優位性、独自性、成長性など)
「どこで」「誰に」(商圏・地域、客層)
「どうやって売るのか」(販売方法、流通戦略)
「顧客がどういう利益を得られるのか」
「どの程度の売上を得ることができるのか」(需要予測)
(2)-5 事業の課題
事業の課題や弱点も把握しておく必要があります。
ここで特に重要なことは、
起業後の課題や弱点をどう克服するかを示すことです。
(3)市場環境と競合
(3)-1 社会的背景
(3)-2 自社の強みと弱みの分析
(3)-3 ライバルの分析
(4)アクション・プラン
(4)-1 販売計画
(4)-2 仕入・生産計画
(4)-3 人員計画
(4)-4 資金調達計画
(4)-5 収支計画
(4)-6 リスクと開業後のスケジュール
●起業は、決して難しいものでも特別なものでもない。
誰もが手に届く目標であって、始まりに過ぎない。
これからの起業、自分サイズ起業。
●フレデリック・W・ルイス
「戦いに勝つ瞬間は、戦いが始まる前にある」
「起業に成功する瞬間は起業準備にある」
#読書 #ビジネス