190516 田中ウルヴェ京 / 『メンタルトレーニング実践講座』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★田中ウルヴェ京 / 『「リーダー力」を鍛える! メンタルトレーニング実践講座』


●ストレスの原因となる心理的な刺激 二つの分類

(1)ライフイベント

受験や就職、結婚といった人生の節目の出来事。


(2)デイリーハッスル

「電車に乗り遅れる」など、日常に起こる些細な出来事。

職場での人間関係のストレスなども、このストレス。



●リーダーとなって、「過去への執着」によるストレスに

 陥らないようにするためには、

 自分の「過去の成功体験を捨てる」ということが必要です。


 過去に表彰されたことがあったとしても、

 しょせんそれは「前の役割」での成功に過ぎません。


 いつまでも過去の成功体験にしがみつかずに、

 そんなことは「たいしたことではない」「どうでもいいことだ」

 と思えるようになれば、

「今の役割」であるリーダーの仕事に余計なストレスを感じることなく、

 前向きに取り組めるようになるでしょう。



「未来への不安」によるストレスに陥らないために必要なのは、

 まず「役割の変化」という「当たり前の事実」に気づくこと。


 今までの経験がすべて無駄になるわけではありませんが、

「使えるものと使えないものがある」ということを理解してください。



●自分が今抱えているストレスを知る


・自分のストレスを洗い出す。

 ポイントとしては、ストレスの原因である「刺激」と、

 それに対する「反応」である自分の感情を入れるように意識してください。


例:あんな無能な部長の下にいたら、絶対出世できない。

  自分はなんて運が悪いんだ。


  部下が全然仕事を覚えてくれない。

  自分の教え方が悪いのかと思うと落ち込む。


・洗い出したストレスを分類する。

 リーダーが抱える主な5つのストレスの種類

(1)多忙

(2)責任

(3)将来不安

(4)不満

(5)焦燥感


・自分のストレス傾向を知る。

ストレスの感じ方には個人差があります。

だから、あなたのストレスは、あなたにしか分からないのです。


一つひとつ自分のストレスを洗い出してみてください。


そして、それらを分類することで、

自分のストレス傾向を知ることができます。


自分という人間はどんな種類のストレスに弱く、

どんなストレスには耐性があるのかが、少しずつ分かってくるのです。



#読書 #人生訓