191110 福永哲夫 / 『1日5分!「座り」筋トレ』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

福永哲夫 / 『1日5分!「座り」筋トレ 超簡単「貯筋」運動のススメ』



●椅子からの立ち上がり運動

 椅子から立ち上がる→座る動作を繰り返す。


 もの足りない場合、椅子の高さを低くする。


 さらにもの足りない場合、腰掛ける寸前で動作を止めて、

 完全に座る前に立ち上がることを繰り返す。


 脚の力だけで立ち上がる。


 一日 20回 2セットが目安。



●椅子を利用した腹筋運動

 椅子に浅く腰掛けて、

 胸の前で手を組むか、手をへその下に軽く触れてください。


 そして、あごを引いて猫背のままゆっくりと身体を後方へ倒し、

 背もたれにもたれます。


 背中が背もたれについたら、

 ゆっくりと元の姿勢まで身体を起こします。


 お腹の筋肉に意識を集中することが大切。

 お腹の筋肉だけで起き上がるようにします。


 一日 10回 2セットを目安。



●脚伸ばし運動

 椅子に座った姿勢で、膝から下を太ももの高さまで持ち上げ、

 その後ゆっくりと脚を下ろすことを繰り返す運動。


 二秒かけて脚を上げて、二秒かけて脚を下ろすペースで、

 左右交互に20~30回、一日2セット行いましょう。



●もも上げ運動

 立位姿勢で、ももを腰の高さまで持ち上げ、

 続いて持ち上げた脚を

 ゆっくりと元の位置まで戻す動作を繰り返す運動です。


 二秒かけて脚を上げて、二秒かけて脚を下ろすペースで、

 片脚10~15回、左右それぞれ2セット行いましょう。



●往復動作のすべての場面で

 ターゲットとしている筋肉を使っているのだ

 という意識を持つことが、

 運動の効果を高めるためのポイントになります。



●筋力トレーニングの三原理

(1)過負荷の原理

 トレーニングで効果を得るためには、

 日常生活では発揮しないような大きな力を出す必要がある。


(2)可逆性の原理

 トレーニングで得られた効果は、

 トレーニングをやめると失われてしまう。


(3)特異性の原理

 トレーニングの効果は

 トレーニングを行った部位や行った動作に表れる。


●筋力トレーニングの五原則

(1)漸進性の原則

 筋力の向上に合わせて、負荷を徐々に上げていきましょう。


(2)全面性の原則

 身体の一部ばかり集中してトレーニングせず、

 身体全体をバランスよく鍛えましょう。


(3)意識性の原則

 トレーニングの目的をよく理解して行いましょう。


(4)個別性の原則

 人はそれぞれ違うので、自分に合ったトレーニングをしましょう。


(5)反復性の原則

 トレーニングを継続して行いましょう。



●筋力がアップするのは、大きく2つの理由が考えられます。


 一つ目の理由としては筋肉が太くなること、

 いわゆる「筋肥大」です。

 太くなった筋肉が、より大きな力を出すことを可能にします。


 二つ目の理由としては、

 神経系が改善されることが挙げられます。

 神経系の改善は、脳と筋肉のつながりに関係します。


 トレーニングを行うことにより、これまで自分の意思で

 動かすことができなかった筋繊維を動かせるようになります。


 この二つの要因には、トレーニングを始めてから、

 効果として表れるまでの時間差があります。


 神経系の改善は、筋力トレーニングを始めて比較的早期に起こります。


 しかし筋肥大は、筋力トレーニングを始めて2~3ヶ月たって

 ようやく実感できるくらい、時間がかかります。


「身体が軽くなった、楽になった」という感覚のほうが

 どちらかといえば先に感じられ、

「筋肉が太くなった、引き締まってきた」という実感は

 しばらくたってから感じられるというわけです。


 筋力トレーニングの効果として、

 体形の変化を望む人が多いようですが、

 体形の変化には比較的時間がかかることを念頭に置き、

 焦らず続けていただきたいと思います。



●「体重÷ウエスト」は貯筋指数

 全身の筋肉量が多い人ほど、体重÷ウエストの値が大きい。


 言い換えれば、同じ体重であれば、

 筋肉量が多いほどウエストサイズが細いということです。



※実践は自己責任で。



#読書 #養生訓 #健康