190530 大橋悦夫、佐々木正悟 / 『スピードハックス』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★大橋悦夫、佐々木正悟 / 『スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』



脳科学者 茂木健一郎 『PRESIDENT』2005年12月19日号


・脳にはいくつかのモードがあり、

 その時々に応じて複数あるモードのうち一つがアクティブになっている。


・モードとは、「ある課題を遂行するために、

 脳というシステム全体が一致団結してスクラムを組んでいる状態」。


・たとえば「物事に集中する」も、数あるモードの一つ。


・「やる気が起きない」モードとは、

 「目の前の仕事に必要ない情報を遮断することができない」状態であり、

 多くの神経細胞が活性化して、脳がお祭り状態になっている。


・このような状態では、集中力を保つのは至難の業。


 このような状況を打破するために茂木氏が提案している2つの方法。


(1)自分の置かれている状況を冷静に考えてみる。

(2)目の前の、進んでいない仕事がおわらなかったらどうなるかを

 具体的に想像する。


「これが終わらないと」→「飲みに行けない」「明日も残業」といった

「どうなるか」が具体的に想像できれば「よし、今やらなくては!」と

「集中するモード」に切り換えることができる。


 あるいは、図書館やカフェに行くなどして、

 身を置く環境を変えることでもモードを切り換えることができます。


 特定の環境や状況とモードとが手を結ぶ機会が増えると、

 それは習慣となります。習慣は一朝一夕では身につきませんので、

 まずは、この2つの組み合わせを意識するとよいでしょう。



●たとえば、100ページの書類をチェックする仕事。

 あらかじめ100マスの方眼紙に、1ページ終わるたびに

 マスを塗りつぶしていくという方法がよくとられます。



●ヴェルテン法

1968年、E・ヴェルテンが考案した方法。


前向きなことばかり書いた加味を5分間黙読した人は、

5分後に明るい気分になり、

後ろ向きなことばかり同じく5分間黙読した人は、

暗い気持ちになるというものです。



●「雨の日にしかできないリスト」を作っておく。


●「寝かす時間」を意識して挟み込む。

※自分でも、大事な書類は一晩置いてから再確認するようにしています。


●ウォールストリート・ジャーナル紙

整理されていないファイルから書類を探すために、

ビジネスパーソンは年平均6週間を無駄にしていると、

警告したことがありました。


※6週間!?


 6週間 x 週休二日だと5日 x 24時間/1日 x 60分/1時間 = 43200分/1年間

 1年間200日勤務なら 43200 / 200 = 216分/1日

    365日毎日でも 43200 / 365 ≒ 119分/1日


 さすがに長く見積もり過ぎだと思うが・・・



●どんなに忙しくても

(1)やるべきタスクを”漏れなく”リストアップする。

(2)優先順位や締め切りに従って1列に並べる。

(3)上から順番に(一つも飛ばすことなく)片付けていく。



#読書 #ビジネス #仕事術