190529 トム・ケリーら(著) / 『発想する会社!』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★トム・ケリーら(著) / 『発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』


※2002年の本のため、ところどころ情報が古い感がある。


●ビジネス・ライター ゲイリー・ハメル

「相手のイノベーションには、イノベーションで先手を打つしかない。」


イノベーション・・・

物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」

「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。


(出展: https://ja.wikipedia.org/wiki/イノベーション )



IDEOの方法論 5つのステップ

(1)理解

 市場、クライアント、テクノロジー、問題点について

 認識されている制約事項を理解すること。


(2)観察

 現実の状況のなかで現実の人びとを観察し、

 なぜ人がそうするかを見つけだす。


(3)視覚化

 全く新しいコンセプトと、それを使う顧客の姿を

 目に見えるかたちで描きだす。


(4)評価とブラッシュアップ

 短時間にいくつもプロトタイプをつくり、

 それを繰り返し評価し、練り上げていく。


(5)実現

 新しいコンセプトを市場にだすために、現実のものにする。



IDEO スタジオ・リーダー デニス・ボイル

「プロトタイプなしで会議に臨んではならない」



IDEOでは質の良いプロトタイプは1000枚の写真と同じ価値がある

 と考えている。


 昔からの金言

 1枚の写真は1000の言葉と同じ価値がある。


●さまざまな状況で最も力を発揮するプロトタイプは、

 それ自体が人の心を動かすものだ。


 すぐれたプロトタイプは単に伝えるだけではない。

 -説得するのだ。


 人の心を動かす生き生きとしたプロトタイプは、

 アイデアをかたちにするために利用できるのだ。



#読書 #ビジネス