191201 梅棹忠夫 / 『知的生産の技術』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

梅棹忠夫 / 『知的生産の技術』



小泉信三『読書論』



●はじめからおわりまでよんだ本についてだけ、

 わたしは「よんだ」という語をつかうことを自分にゆるすのである。


 一部分だけよんだ場合には、「よんだ」とはいわない。


 そういうときには、

 わたしはその本を「みた」ということにしている。


 そして、あたりまえのことだが、

「みた」だけの本については、批評をつつしむ。



現代日本語においても、

 その表記法は、きわめて不安定である。


 これは、ことばのかきかたの規準になる、

 いわゆる正字法が確立していないためであるが、

 現代における文明語で、正字法をもたない言語というのは、

 ちょっと類がないのではないだろうか。


 こういうことをかんがえると、

 今後まだ、どういうことになるのか、予想もつかない。



国立国語研究所『分類語彙表』(現在は絶版)


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https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/goihyo.html




#読書 #自己啓発

 

 

梅棹忠夫 / 『知的生産の技術』