200116 ジャック キャンフィールドら / 『目標達成のためのプラス思考』 読書グラフィ

読書グラフィ 今日読んだ本

★ジャック キャンフィールドら / 『目標達成のためのプラス思考』



●繁栄への12のステップ

(1)問題に焦点を合わさない。

(2)繁栄することを考える。

(3)経済危機は気の持ちよう。


 好景気への期待を抱き、

 景気を呼び戻そうというくらいの気持ちでいてください。


(4)繁栄があなたを見つけるように。


 1つの考え方に固執しないことが大事です。


 あなたの活動領域は、繁栄を築き、

 繁栄に浴し続けられるものなら何でもいいと思ってください。


 そして、この目標にあなたを近づけるものなら、

 すべてに関心を持ってください。


「財は財を呼ぶ」


(5)私の繁栄は、みんなをもっと幸せにする。


 パイの一切れがどのくらい大きいか、ではなくて、

 あなたがどのくらい大きなパイを作るのか、が問題なのです。


 あなたの心のパイが小さかったら、

 もっと大きなパイを作れるように自分の心を広げたらいいのです。


(6)行き詰まりを解消する。


「行き詰まり」は誰にでもときどきあることです。


 大切なのは、いつまでも行き詰まった状態のままでいないことです。


 セールスマンは、どんなに耐えがたくても、

 また電話を掛け始めます。


 答えは一つ、「行動あるのみ!」

 あなたがやりたくないと思っている。


 まさにそのことを実行すればいいのです。


「行き詰まり」に陥ったら目を閉じて、

 あなたの「内なる知者」が答えを出すのを気長に待ってください。


 信じて自信を持てば、遅かれ早かれ答えは見つかります。


(7)どんなことでもあきらめないこと。


 ウサギとカメの話にあるように、忍耐する方が勝ちです。


 時間はかかるかもしれませんが、

 いつかは繁栄を手にすることができるのです。


 すべては待つ者のもとへ来る、という儒教の格言があります。


 大事なのは、ちゃんと種を植えたかどうか。

 まずこれを確かめること。


 そしてもう一つ。待つ場所に注意してください。

 船を待つのに、

 バスターミナルに立っている人があまりにも多いからです。



(8)より多くのものを提供する。


 どうしたら大きな成果を上げられるのか。答えは簡単です。

 充分な約束をしたうえで、それ以上のものを提供することです。


 勝つためには提供しなければなりません。

 そして繁栄を築くためには、

 人より「もっと多く」提供しなければならないのです。


(9)適切なキャリアを築く。


 世の中には、自分の力を十分に発揮できない仕事に、

 黙々と従事している人がたくさんいます。


 もしあなたが自分のやりたい仕事に就いていないなら、

「自分はどんな仕事にこの身を捧げたいのか?」

 と問いかけてみてください。


 答えがよくわからなかったら、

 自分がいちばん得意な分野に目を向けてみましょう。


 それがあなたの天職である可能性は高いと思います。


 その仕事が何かがわかれば、遠からずそれは実現するはずです!


 もう遅すぎるですって?とんでもない。


 やりがいのあるキャリアを作り上げるのに、

 遅すぎることはありません。


 生きている限り、年を取り過ぎているなんてことはないのです。


 自分の仕事を心から愛している人は、みんな長生きです。


(10)お金をつくるための5つの法則


(i)お金を稼ぐこと


(ii)貯蓄すること


 72の法則

 預金したお金が現行金利

 どのくらい早く倍額になるかがすぐにわかります。


 72をあなたが受け取る利子で割ればいいのです。


 たとえば利子が1%なら、72を1で割った数、

 72年(!)が倍額に増えるまでの年数になります。


(iii)純資産を増やすこと


【a】銀行に預金する。

【b】生命保険に入る。

【c】美術品、骨董品、蒐集品に投資する。

【d】株、債権、ミューチュアルファンド(ファンドの種類)を買う。

【e】金、銀、ダイヤモンドに投資する。

【f】自分で事業を始める。

【g】不動産を購入・所有する。


(iv)10分の1税


 私たちが総収入の10%を神にお返しすれば、

 その代わりにもっとすばらしい富を受け取ることになる。


(v)慈善家になること。


トム・ウルフ

「誰かが私たちの旅する道路を舗装してくれ、

 私たちが飲み水を汲む井戸を掘ってくれた。


 私たちも後に続く者のために、新しい道路を舗装し、

 新しい井戸を掘る義務がある。」


 そこそこの生活ができるようになったら、

 今度は社会に対してお返しをする番です。


 時間でも、アイデアでも、お金でも、特技でも、

 えねるぎーでもいいのです。


 地域社会や組合から求められたら、

 自分の能力の範囲内で進んで力を貸すべきです。


(11)山々の王になることを目指す。


 目標は高いほうがいいのです。

 山はたくさんあります。


 一人ひとりに一つずつあるのですから、

 現実離れした夢ではありません。


 大きな夢を描くことに費用はかかりません。


 すべての人が王か女王になれる山が、必ず一つはあるのです。


(12)行動するときは迷わないこと。


 いったん目標を決めたら、迷いは禁物です。



●あなたの目指す繁栄の目標を決める


 次のような質問を自分にぶつけてみてください。


(1)私は何を待っているのか。

(2)私のほんとうの才能は何か。

(3)ほかを差し置いても欲しいもの、なりたいものは何か。

(4)私の趣味は何か。

(5)それは仕事になるか。

(6)本気でリスクを負う気はあるか。

(7)自分のやりたいとおりに行動したら、どんなふうになるか。

(8)今それをやらないのはなぜか。

(9)私のいちばんの強みは何か。

(社交家だ、メカに強い、数に強い、など)

(10)私は誰と交友関係を結びたいか。

(先生、企業幹部、セールスマン、スポーツ選手、有名人など)

(11)なりたいと思う自分に行き着くには、

 もっと訓練や教育に投資する必要があるか。

(12)なぜ今それをやっていないのか。

(13)私のすばらしいアイデアとは何か。

(14)それはもう書き記したか。



#読書 #自己啓発
 

ジャック キャンフィールド、マーク・ビクター・ハンセン(著)、高野昌子(訳) / 『目標達成のためのプラス思考』