190624 永六輔 / 『大往生』 読書グラフィ 今日読んだ本
読書グラフィ 今日読んだ本
★永六輔 / 『大往生』
●賀原夏子
彼女は死ぬ前に、
「初めて死ぬのに、この経験が役者として役立たないのが口惜しい」
と言って笑ったという。
彼女はこうも言っている。
「人並みに生きるくらいなら、死んだ方がましだ」
●「死んだっていうからおかしいんだよ。先に行っただけなんだから」
●「死んだら他人の世話になるんだから、
生きている間に他人の世話をしとかなきゃね」
●水の江滝子 「生前葬」
翌日、亡くなった水の江さんに、お疲れさまの電話を入れた。
「あんたも死んでごらんよ。いい気持ちの朝だよ」
●淡谷のり子
淡谷さんの夢は演歌歌手をたばにして火をつけるということなんです。
●スラング「スパゲティ」「スパゲティ症候群」=「延命措置のこと」
●沖縄 洗骨の習慣。お墓の前でワイワイと宴会やったりもしている。
●永六輔の父
・「無理をしない」
・「静かに生きる」
・「借りたら返す」
●中村八大さんとの最後の詞 セリフ
「世の中が平和でも、戦争がなくても
人は死にます
必ず死にます
その時に 生まれてきてよかった
生きてきてよかったと思いながら
死ぬことができるでしょうか
そう思って死ぬことを
大往生といいます」
●旅暮らしの中で、一番好きな旅はと聞かれ、
「我家への帰り道」と答えた永さんです。
#読書 #人生訓
大往生 (岩波新書) 799円 |